愚の骨頂

　愚の骨頂の意味は、辞書によると『この上なく愚かなこと。最もばかげたこと。」・・

　菅首相は５月４日午後、ある避難所を訪問し４時間以上をかけて避難民の声を聞いたという。
　まさに「愚の骨頂」と言うべき行動である。
　天皇陛下でもあるまいし、避難民個々の声を聞いてどうしようと言うのだ。
　内閣総理大臣が聞いたからには、政治に反映しなければならない。話した個々人は反映されるものと思うはずである。
　　個々の声を、すべて政治に反映しようと考えているのか？
　　いやいや、そんなことができるはずはない。

　では、ただ聞き置くだけか？単なるガス抜きか？

　おそらく前回（先月２１日福島県内の避難所）の視察の際、素通りされた住民から罵声を浴びたので、今回はじっくり話を聞くパフォーマンスをしたに過ぎないと思う。
　
　お得意の場当たり的対応である。
　前回の素通り、今回のじっくり。
　まるっきり政治家としての信念が感じられない。

　こうして今なお、不幸中の不幸が継続中である。
【３月１７日付で書いたとおり、
　　第一の不幸は、東日本大震災・巨大津波・福島原発事故であり
　　第二の不幸は、ダメだとわかり、死に体になった管政権が国の舵取りを続けていることである。】


　

迦葉山龍華院弥勒護国寺

　５月３日、義姉と弟夫婦とお出かけした。
　コースは、次のとおり
　　　『迦葉山～玉原湿原～田園プラザ川場～沼田城址公園』
　すべて弟の企画立案である。

　　　　　　　　　　
○　迦葉山龍華院弥勒寺の山門、向かって左の仁王様

　　　　　　　　　　
○　向かって右の仁王様
　　

　　　　　　　　　　
○　前回来たときお借りし、我が家を守ってもらった天狗様をお返しして、今回もこの天狗様をお借りしてきました。
　やはり新しい天狗様を借りた義姉さんと、「元気で頑張って、今日お借りした天狗様をまたお返しに来ようね・・・それまで健康でいなくてはね！』などと話したものです。
　（右にあるものは、お土産屋さんから頂いた『ふくろう』です。

○　玉原湿原は、冬景色。まだ雪が５０センチ以上残っていた。
　　「わ～雪だ、雪だ・・」といい年をして大喜び

○　次に『田園プラザ川場』に行った。
　　川場村に始めてきたのは、中学生のころだった。長部先生に連れられ、行者小屋で一泊し、武尊山を縦走して藤原に抜けた。苦しくて楽しかったことが懐かしい。
　『手作りソーセージと地ビール』を食べたいと思ったが、身体に悪いので盛りそば２枚を食べた。結構満足した。

○　最後に沼田城址公園に立ち寄った。
　　ここも沼田警察署勤務当時、毎日のように来ていた懐かしい場所です。
　　感慨に耽りながら一回りした。チューリップが満開だった。

　楽しい一日だった。
　
※　追記
　帰宅して妻に昼食の話をしたところ、「人がこんなに心配しているのに盛りそば２枚だなんて、信じられない。病気が悪くなっても知らないから・・」とたっぷり叱られた。