風の吹くままに

昨年2月半に家内が胃癌で他界し間もなく一年が過ぎようとしています。
記憶の中にある思い出を書きしるしていきます。

記憶の中に13

2009-03-06 09:54:43 | 胃癌
今回は、一週間の滞在で期間中は雨も降らずに
秋の晴天が続いた。
気分のいい日には、一日に2度の岩盤浴に出かけたが
結果は、二日間だった。
この頃には食も細く成り、
朝と夜は何とか私の半分程の量を食べ
昼は少量のパンを少し食べる程度だった。

長い様に思われた滞在も瞬く間に過ぎ
帰りは、疲れている様だったので
休憩とトイレ以外は何処にも寄らずに
帰る事に専念して運転をした。

数日後、春にはまた行くか?と聞いたころ
私には、もうそんなに元気は残って無いよ
と、半分泣きながら答え、何も言う事が出来なかった。

そうなのだ、夏から見れば体重も落ちて
30~32kgと言った所で
骨格に皮膚が張り付いているような
状態で便通も悪く成り家の中でも、
トイレに居る時間が長く成っていた。
そこで、取り合えず医者と相談して
入院という手段をとった。

記憶の中に12

2009-03-02 13:27:35 | 胃癌
私がケガをして暫く入院をしていた為に
更新が遅れました。

さて、二度目の秋田行き、少し早めに家を出て、
今度は新しい車でETCも付いていて
夕方の通勤割引を使って北陸道を新潟へ向かった。
前回よりも道路の復旧が進んでいて段差も減って
車線は一部規制されたが、予定通り新潟港へ着き
乗船手続きをして、家内は徒歩で船内へ
私は、外の車で待機してから乗り込んだ。
フェリーは予定通り出発し雨の中少し波が有ったようだが
比較的穏やかな航海で早朝の秋田へ着いた。

家内も身体を休めた来れたせいだろうか
比較的元気そうにしていて
まだ朝も早いので途中観光もしながら
新玉川温泉へ向かう事にした。

昼少し前には、到着してチェックイン後
食堂で昼食を取って、岩盤浴へ向かったが
夏の終わりの大雨の影響でかなりの損害が出ていて
テントは3張りから2張りに減ってとても混雑していた。