昨夜からの雪で40㎝の今年一番の積雪となり、今朝から除雪に追われていますが一寸と一休み。先日ある方が、最近は外国人観光客が多い、雪に慣れてないので十分な除雪をして、転んで怪我をすることが無いようにとおっしゃつた。まてよそれは雪は厄介で危険なものという雪国に住む我々の価値観であって、雪が無い所から来た外人にとって、雪は新鮮な驚きであり、楽しいものであると思われる。雪の中にダイブしたり、坂道をキャーキャー言って滑ったり、雪を投げあったり。価値観の違うもの同士他の身になって考え、思いやる、これが自然保護の原点では、なんちゃって。一度聞いてみたいものである、野草や、野鳥そして自然の独り言。
最近よく耳にするのが、日本人観光客が「いやー外国に来たみたいだね」という問いかけです。ホテルにいっても、見学にきても、外国語が飛び交いそんな気持ちになるのだと言います。でも数からいえば外人観光客はせいぜい日本人観光客の10%程度なのですが、喜びや、感動がストレートに言葉になって出るので大勢のように感じるのでしょう。日本人はストレートに感情を表現しないのが美徳と思っているのかおとなしい。今団塊の世代と言われている人達が若かりし頃は、幼稚な政治論や、恋愛論等などに感情剥き出しに口角泡を飛ばして大声で議論したものです。あの日本人はどこに行ったー!
今年の地獄谷周辺の雪は、当地の古老の方に聞いても初めての経験と言うほど雪が少ない。おかげで例年ならもう15~16回している雪かきも、今年はまだ2回程度であり、楽をさせてもらっています。でもこの現象は環境破壊による地球温暖化のせいであり、喜んではいられません。自然の中で暮していると自然環境の変化には敏感になります。大体地球温暖化という言葉がいけない。なにかほんわりして危機感が出てこない。このままの調子で気温が上がると、温暖ではなく灼熱地獄に向かっているのであろうまいか。大丈夫か人類?