3月11日に、19才になった遺族の女子が、弔辞を語っていた。
家族5人流され、自分はガレキの山に乗り上げたものの、
身動きとれぬ母が、「行かないで。」と言うのに、助ける事ができず、
「愛してる。ありがとう。」と残し、自分は泳いで助かったと。
目の前に浮かぶようだ。
4年前のトラウマを、よく語らせたなと思った。
あまりに酷である。
当事者の思いなど、当事者にしか分からない。
私は、静かに見守りたい。
当時、他県から移住して来て、
山間部で被害に合わなかった人が、物資支援しようとしたら、
「よそ者」と言われたそうだ。
私なら、二度と助けない。
だから、復興支援ソングは嫌いだ。
スーパーが、「時間になったら黙祷します。」とアナウンスした。
私は、そそくさと、時間前に脱出した。
電車の訓練にも、ひっかかりたくないと思った。
復興と言うけれど、
同じ津波が来るような場所に、家は建てない方がいいし、
放射性物質の実態が、隠されている以上、
元の家に戻る事がいいのか分からない。
所有しているものが、多ければ多いほど、
人は執着し、身動き取れなくなってしまう。
この体に入り込んだ、自分の意識は何なのだ?と思うけれど、
しょせん体は、レンタルに過ぎない。
この世の中は、偽善者と、タチの悪いバカしかいない。
考え方は違ってもいいが、お互いを受け入れるのは難しい。
マイノリティーは、見捨てられる。
意見を言ってもムダだ。
近所も職場も、嫌いな奴ばかりだ。
心の中は、テロリストだ。
近所のY、ムカつく!
情のある友人と関わるのも、あきらめた。
昔からの女友達のメールなのに、イラッとする。
TVは、同じニュースばかり繰り返す。
これは、洗脳だ。
誘導的で、自分で考える力を奪う。
みんな、同じ事しかしなくなる。
うっとうしいから消す。
スマホにも、ジブリにも、興味無い。
わざとらしいCMも、見たくない。
世の中、ウソだらけ、敵だらけだ。
同じウソでも、気に入ったドラマを見るのは楽しい。
もう、それだけだ。
何もいらん。
貧乏と、1人に、耐える訓練をしなければ。
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