Team NoBird

射撃を中心に好きなことを綴ってゆきます

Beretta 1201FP

2005-12-23 02:22:38 | クレー射撃
昨日は寒風が吹き荒れる中、筑波射撃場へ行って来ました。新たに『Beretta社1201FP』という自動銃を所持したので、それを撃ちに行きました。昼過ぎに射場に着いたのですが、さすがに猟期中の平日で日は差すものの強風なので、銃声が聞こえない寂しい射撃場となっていました。ちょうど帰るところのお客さんが1名・私ら2名の計3名がこの日のお客さん全てだと思います。3人とも顔見知り。射撃人口を増やさないと。

所持した『1201FP』ですが、Beretta社の狙いとしては「Law Enforcement」、いわゆる警察などの銃所持が認められている公的機関向けに発売されたようですが、商業的には残念ながら成功しなかったモデルのようです。

下の画像は、愛銃ASE90と1201FPです。


実は『1201FP』は『Benelli社M1』とほぼ同じ機構の散弾銃です。『Benelli社M1』は「イナーシャ(inertia)システム」という機構で、激発~次弾装填までの時間を短縮・安定した動作で公的機関が自動銃を採用するきっかけとなった散弾銃です。

ただ、どのような機構であれ一般的に自動銃は24g装弾ではうまく動作しないことがあります。動作に激発時の反動などを利用するので、反動が少ない24g装弾では動作が上手くいかないことがあるそうです。28g装弾買わなきゃと思いつつ24g装弾で試射してみました。すると何の問題も無く動作するじゃないですか。ラッキーです。ちょっとしたクリスマスプレゼント気分。

調子に乗ってラウンドしてみたら、使ったことの無い照星照門付き銃身では、一体どこを狙ったらいいか全く分からずスコアは半額セール状態。但し、動作不良や排莢不良は一度もありませんでした。初めて自動銃を撃った感想は、正直に言って射撃には向かない気がしました。発射音の大きさはともかくとして、次弾を装填する際の動作で反動が大きく感じてしまいます。銃が上下二連比べて軽いせいかもしれませんけど。まだ扱いに慣れていないので装填動作にもたついたり上手に出来なかったりして、撃つ事に集中出来ませんでした。「ガシャン」という動作音や排莢がかっこよく撃っていて面白いのですが、やはりクレー射撃には上下二連銃ですね。

では、上下二連銃でのスコアはというとノータイマーで17-18でした。これまた調子に乗って久しぶりにタイマーで撃ったら半額セール。今日は風のせいにさせて下さい。

画像では20吋銃身が付いていますが、この他に28吋交換チョーク銃身もあるので、お遊びトラップも撃てるかな。装填音が煩かったり薬莢をすっ飛ばすので、仲間内の射団だけにしとこ。さて、年内はもう撃ち納めかも。出来ればもう一回位は行きたいなぁ。

最後になりましたが、寒い中わざわざ筑波射撃場までお付き合い頂いた「うきゃふねさん」、本当に有難うございました。