Team NoBird

射撃を中心に好きなことを綴ってゆきます

スキート射手に大切なもの

2007-05-14 01:19:08 | クレー射撃
先日、友人の射手と筑波射撃場へ。前回は年明けなので、およそ4ヶ月振りの練習となりました。

射撃場へ足を向けていないし自宅での挙銃練習もしていないので、自分の銃がやけに重く感じる状態。もちろんクレーの放出に反応できる訳も無く、醜態を晒すような射撃でした。

それでも段々と勘が戻ったのかラウンドを経ると点数も上がり、結局のところ

11-13-16-19

という結果に。去年の消費弾数が1,000発もなく、今年2回目の射撃で19が出たのはまぐれか実力か。

一緒に行った友人はほぼ同じ頃に射撃を始めたのですが、今はすっかり上達して国体も狙える位置に。

久しぶりに見た彼の射撃は、すっかり力の抜けた射撃に変わっていました。かつての「挙銃の速さ」は「反応の早さ」に変わって、ゆっくり挙銃しているのですが、すばやくクレーを捕らえる射撃に。

スキートには反応が大事だと再認識させられました。それには練習しかないんですけどね。

画像はご一緒になった茨城県の射手です。皆さん、お疲れ様でした。

2007年スタート(クレー射撃編)

2007-01-08 17:22:36 | クレー射撃
あけましておめでとうございます、って言うには日が経ちすぎました日曜日、関東地方を暴風雨が襲った翌日に筑波射撃場へ繰り出しました。新年最初の連休なのでお客さんが来てるかなぁと思ったのですが、スキート射面は3名様。猟期ど真ん中とはいえ銃砲業界の将来が少々心配です。

昨年のラウンド数が30程度ですから駄目なのは分かっているのですが、これが自分でも「遅い」って分かるほどの反応の遅さ。クレーが筒先を通り過ぎても頬付けが完了しない有様。タイマー掛かってるのに反応が遅れては話にならないのですが、直ぐに戻るものでもないので、銃をまっすぐ上げてしっかり頬付けすることのみに専念することに。強風でもあるので、とりあえず的中は度外視です。

でも、悪いことばかりではなくてクレー射撃、それもスキートはやっぱり楽しいって気が付きました。昨年少しトラップを撃ちました。トラップも楽しいと思いましたが、それとの比較ではなくスキートは単純にゲームとして面白いです。
また久しぶりにお会い出来た方々との楽しい会話。やはり射撃は安全と友人が揃っていれば本当に楽しいものですね。

今年の目標も昨年と同じく「射撃を継続すること」ですが、今年は昨年よりは撃ちに出るつもりなので、皆さん宜しくお願い致します。

Remington/M870

2006-10-12 00:22:02 | クレー射撃
『Remington M870』買いました。Beretta/1201FPを買った段階で、もう「この手」の銃はいいかなぁ、なんて思っていたのですが、いざ出物を目の当たりにしたら「Buy Now!」って感じでした。

購入したのは『Parkerized仕上げのPoliceモデル』です。870自体の説明は各所にあるので割愛します(手抜きぢゃないよ)。Policeモデルと言っても、仕上げと機関部のモデル名刻印以外には、外観の違いはExpress/SPS/Wingmasterなどのモデルと変わりはありません。
Law EnforcementやMilitaly関連モデルが輸入出来なくなっているので勿論のこと中古です。しかし、銃砲店の方と「箱があったら新銃と言っても判らないですね」と冗談言えるほどの程度の良さ。前所持者は大切に扱われた(使っていない?)のでしょうね。

既に射撃場で撃ってみたのですが、翌日は左腕が筋肉痛でした。自宅で少しポンプの練習をしてから行ったのですが、ダブルの二の矢にはぎりぎり間に合うかというレベル。勿論、当たりません。お上手な方は、1発目の薬莢が地面に落ちる前に3発撃ち切る、らしいです。

ベント深すぎ・ポンプ動作・ライフルサイトなど、競技としてのクレー射撃には全く向きませんが、撃っていて本当に面白い銃です。銃を操っているという意識が強く感じられます。

ふと自分の所持した銃を振り返ってみると、全て中古銃で、今回のRemington/M870を除いて、他は販売が終了したモデルです。中には部品の供給が怪しいものもありますが、気に入って手に入れたものなので大切に使ってあげるつもりです。Beretta/1201FPは微妙ですが、それ以外の銃はそこそこ人気があるようですし。

これで所持銃は4丁となりました。もう限界という気持ちと、ガンロッカーにまだ1丁分の余裕という気持ちが、交錯している今日この頃。

初心者射撃講習会開催のお知らせ

2006-09-13 00:44:31 | クレー射撃

昨年から開催され好評だった初心者射撃講習会が、以下の日程で今年も開催されます。

  • 平成18年11月19日(日):愛知県総合射撃場
  • 平成18年11月25日(土):神奈川県大井射撃場
  • 平成18年12月10日(日):大阪総合射撃場
  • 平成18年12月16日(土):SKB友部射撃場

銃を所持されて間もない方はもちろん、これから所持を目指す方・興味のある方向けに、クレー射撃の説明や所持許可取得の説明なども予定されています。なお、事前申込制となっておりますので、詳細な内容および参加資格などを下記サイトでご確認下さい。

日本猟用資材工業会の『初心者射撃研修会開催のお知らせ』


銃のサポート

2006-09-02 22:51:52 | クレー射撃
ベレッタ社の正規輸入代理店であるジャパンガントレーディング社(JGT)から、『ベレッタ銃の部品の販売および修理について』が発表になっています。

簡単に言うと、JGTが扱った銃は今まで通り、平行輸入品は有償でサポートしますよ、っていうことのようです。まぁ、銃と同じように平行輸入品が多い時計も同じようなもの(特にブライトリング社)なので、妥当な姿勢かと思います。確か判例でもサポートしないのは駄目だけど、価格に差を付けるのはOKっていうものが出ていた気がします(自身度30%)。

私の愛銃ASE90は並行輸入なので、今回の有償化の対象です。しかし、それよりショックだったのは、ASE90専用部品の供給が終わったことです。

ASE Goldと共通部品は供給してくれるようですが、肝心のトリガー部分の部品がどれだけ共通なのか心配です。ASE GoldとDT-10はトリガーユニットが共通ですが、ASE90はこれらとは異なった形状です。

一応、スペアトリガーは持っていますが、気に入って長く使おうと思っていただけに、部品供給ストップはショックです。人気があり比較的高値を保ったASE90もこれで値崩れかな。今後はASE Goldが人気かな(出物があれば・・・ですが)。

どの程度の部品が共通なのか銃砲店さん経由で確認しなくては・・・。

射撃人口

2006-08-30 00:31:53 | クレー射撃

先日のX2では意外にもスキート射面が大盛況でしたが、通常のスキート射面は閑散としています。そのため絶滅危惧種と懸念されているスキートですが、本当にスキート射手が少ないのか調べてみました。

SKEETクラス別競技者数

  Aクラス Bクラス Cクラス 合計
2002年度 203 335 231 769
2004年度 194 288 204 686
2005年度 125 261 276 662

TRAPクラス別競技者数

  Aクラス Bクラス Cクラス 合計
2002年度 315 606 546 1467
2004年度 303 556 491 1350
2005年度 254 531 483 1268

上の表は日本クレー射撃協会(日クレ)のランキングから、年度別・クラス別に競技者数をまとめたものです。やはりスキート射手は少ないですね。概ねトラップの半分程度となっています。道理でスキート射面はトラップに比べて空いている訳です。

2005年度で全国に662人しかランキングされていないスキートですが、沖縄県の2人は別格として、奈良県4人、福井県5人など、このままでは国体予選(ブロック)のためのメンバーすら揃わなくなってしまいそうです。逆に東京39人、埼玉34人と、こちらは激戦です。

また、スキートは2005年度からルール改正があったのですが、この影響がクラス別の競技者数に現れています。Aクラス競技者の減少が著しく、Cクラス競技者が増加しています。表にはいれていませんが、2004年度には21人いたAAAクラスが、2005年度には6人に減少しています。

スキート・トラップ共通の傾向としては、競技者が減少傾向にあるということです。2005年度では減少の度合いは落ち着いてきたようですが、これは母数が減ったので減少数が少なくなってきたと思われます。減少傾向に変化が現れ始めたとは思えません。

以上の数値は公式戦に参加した射手をまとめたものなので、クレー射撃人口全てを表している訳ではありません。しかし、傾向としてはそう間違っていないと思います。そろそろ日クレ・地方協会・銃砲業界が連携かつ本腰をいれて対策を打っていかないと、スキートどころかクレー射撃全体が絶滅もしくは競技として成り立たなくなりそうです。


【御礼】X2-Day無事終了

2006-08-20 00:11:27 | クレー射撃
既に記事にするタイミングを逸した感のある12日に開催されたX2-Dayですが、午後からは雷雨という天候の中でも無事に射撃を楽しむことが出来て何よりでした。思いのほかスキート射面が盛況だったのは意外でしたが、こんなことから一歩ずつ全滅危惧種から抜け出せれば良いのかな。

また、今回は顔見知りの方々が多かったようですが、許可取立て&これから取得という方々は、TA9Sさんやぐっさんのように勇気を出してどこかのブログなどにコメント下さい。実際の射撃場や銃砲店のほうが、PCの画面より中身のある情報が得られます。

X2-Dayの様子は、他の参加者の記事に期待です。私はスキート射面からあまり出なかったので、全体の様子がわかりませんです、すいません。既にブログに記事をアップされた方にはコメントさせて頂いていますが、その他のご一緒した皆様にお礼を含めて一言ずつ。

○Nさん
いつも拾い撃ちとのことですが、こうした皆で一緒に射撃を楽しむという集まりはいかがでしたでしょうか?拾い撃ちは練習にはなりますが、仲間と一緒に撃つ射撃は、もっともっと楽しいですよ。また、ご一緒しましょう。

○豆男爵さんとまゆげさん
何度も筑波でお会いしておりましたね。私がすっかり射撃から遠ざかっていたのでご無沙汰になっていますが。豆男爵さんは自動銃だったと思いましたが、MJ-3(?)に替わっていましたね。SKBユーザーとは茨城県の鑑です。
まゆげさんも「しゃくり」なんて言ってないで、SKBの上下二連を買うっていうのはどうでしょう。

○TA9Sさん
山形からお疲れ様でした。どちらからいらっしゃったのか伺った時には、本当に耳を疑いました。帰りの帰省渋滞を考慮しない、その無謀なまでの勇気には脱帽です。友部でご一緒にラウンドしたように安全に注意すれば、どこの射撃場でも大丈夫と思います。但し、お持ちの銃ではトラップは苦しいのと、少々白い目で見られてしまう可能性もあるので、どちらかと言われればスキートをお勧めします。トラップをやりたい場合は、トラップ用の上下二連銃をお勧めします。

○おとうたま
相変わらずの気遣いっぷり、感嘆というか敬服というか。本当に見習わねばと思います。加えて重量級のX-TRAPを軽々と振り回すその体力も少しでいいから分けて欲しいです。ただ、以前お会いしたときよりもさらに立派な衝撃吸収ボディになったような。ダブルが取れなくて残念でしたね。

○TRAP射面の皆様
ほとんどお話が出来ませんでしたが、射撃をやっている姿は後ろから拝見させて頂きました。「あ~、これが仁義を切っているポーズか」とか「「あ~、なるほどこの方なら人ごみに埋もれることなく目印になるな~」など、皆さんのブログで見たことを再確認させて頂きました。

特に最近(昨年10月頃でしたよね)始めたとは思えないほど落ち着いたコロゴさんの射撃、後姿がとても大きく見えました。

(しかし、トラップって難しそうですね。コールした瞬間にクレーは豆粒くらいの大きさじゃないですか。道理で教習射撃で落第寸前な訳だ。)

私自身の射撃については別の記事にするとして(ネタの分割)、安全に丸一日射撃を楽しめたことに、協力してくださったSKB友部射撃場の皆さん&JMさんに、楽しい時間を共有してくださった参加者皆さんに、皆様に本当に感謝致します。

緊急告知『X2-Day開催!』

2006-08-06 23:15:38 | クレー射撃

『X2-Day』って何?って方も多いと思います。詳しい話は抜きにして、要はクレー射撃好きが集まって、安全に楽しくクレー射撃を楽しもうって企画です。今回の幹事に祭り上げられたMr.&Mrs.SHINDENからの告知文を掲載します。



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長かった梅雨もようやく開け、夏がやってまいりました。
このお盆休みは、海?山?  いいえ「射撃」です!
普段なかなか顔を合わせる事のない、我々BLOG系シューターですが、
出来ればこの機会にでも、顔を合わせ、またまた交流を深めたいと思います。


場所:SKB友部射撃場
住所:茨城県笠間市平町1416
電話:0296-77-0601
実施日:8月12日(土)
時間:特に決めてません(09:00-15:00位?特に時間指定もありません。)
参加資格:なし
※別に貸切っていう訳でもないので、都合のいい方が来て頂ければOKです。
費用:各自精算ですのでお財布と相談しながらラウンドしてください。
(前回と同じです。)
参加申込:いきなり来てください。来たら受付前に、まず目印に声を掛けてください。
(これも前回と同じです。)


なお、今回の目印は、私めがおおせつかりました。
モスグリーンのL.L.Beanのベストに、黒いベネリM3か、水道管を抱えているチビデブ親父を見かけたら、お声をかけて下さい。もしくは「あ、この人目印臭い」と思われた方に、声をかけて頂いてもOKです。(笑)


あ、なお前回(X1)の意思を継いで、特に初心者の方々、遠慮なさらず一緒に来て、声をかけて下さい。


「楽しく、かつ安全な射撃」をモットーとしております。


ISSF World Cup Kerrville

2006-05-12 17:11:06 | クレー射撃
久しぶりにISSFのサイトを覗いていたら、W.C.に日本人選手が参加なさっていました。しかし、残念ながら上位に入った日本人選手はいらっしゃらないようです。

詳しい結果は、

ISSF World Cup Kerrville in Shotgun - Kerrville , USA

にあるPDFファイルをご覧下さい。

気になるスキートは、岡村君ことFalco選手が優勝。同じイタリアのBenelli選手がまだ頑張ってた(引退したんじゃないのか?)。

見ているだけじゃなくて、撃ちに行きたいぞ~。
病み上がりなので、今日は以上でおやすみなさい。

W.C.広州スキート男子

2006-04-10 23:35:50 | クレー射撃
さて、W.C.広州のクレー最後の種目となったスキート男子ですが、まずは日本人選手の成績から。

11 TAMABUCHI, Isao 24 24 25 24 24 / 121

日本国内なら間違いなく優勝争いするスコアでしょうが、W.C.だとベスト10にも入れないんですね。本当に厳しいですね、世界は。

優勝者のスコアは、25 25 25 24 25 Final24 / 148(競射3)でした。2枚外して競射ですから、確実に優勝するには外せないということですね。ファイナルに進めたのは122点以上、但し4人競射の1人抜けでしたけど。125枚撃ちで3枚外したらファイナル進出できない・・・。玉渕選手は1枚差でファイナル進出の競射に出られなかったということに、残念。

うっき~さんと同じ体型のJENSEN, Harald選手は122点でしたが競射でファイナルには進めませんでした。北京には出てこれるかなぁ。

しかし、こういうスコアを見ると、スキートが簡単なのか難しいのか分からなくなりますね。