ずっと気になっていた映画 LION ライオン 25年目のただいま が今週いっぱいだということだったので、大慌てで観てきました。
アカデミー賞で全6部門ノミネート、ゴールデングローブ賞でも4部門ノミネートを果たした、実話を基にしたヒューマン・ドラマです。
ストーリー・・・・
インドのスラム街で生まれたサルーは、5歳の時に兄と遊んでいる最中、停車していた電車内に潜り込んで眠ってしまい
そのまま遠くの見知らぬ土地へと運ばれて迷子となる。
やがて彼は、家族と生き別れたままオーストラリアへ養子に出され、25年が経過する。
成人し幸せな生活を送るサルーだったが、インドの母と兄への想いは募るばかり。
人生にポッカリと穴があいているような感覚を抱いてきた彼は、それを埋めるためにも本当の自分の家を探すことを決意する。
わずかな記憶を手掛かりにGoogle Earthを駆使して探していくと、少しずつ記憶のカケラが蘇り
これまで見えなかった真実が浮かび上がってくるのだった…
序盤は、迷子になり試練の繰り返しのサル―の姿が、苛酷なほどに淡々と描かれます。
1980年代のインドは、日本で描かれる戦後の混乱期そのもの。
迷子の少年をさらに傷めつける、劣悪で悲惨な現実。
5歳の少年サル―を演じたサニー・パワール少年のひたむきな熱演に、母性をくすぐられ
この時点で、少年の心中を慮りながらずっと涙腺が緩みっぱなし。
この辺りを実に丁寧に描いていて、物語に深く吸い込まれていきます。
そして25年後、突如として自分のルーツを追い始めたサル―。
義家族や恋人との関係や、彼らに対する心の軋轢を乗り越えて、25年前の記憶を呼び覚ましたどり着く故郷。
生まれ育った場所に降り立ち、母との涙の再会、そしてそこで出会う真実。
感動の大作ではありましたが、前半の丁寧さに比較して、中盤から終盤のかけての描き方がちょっと希薄で
分かりにくい箇所もあり、最後の肩透かし感が否めませんでした。
アカデミー賞で全6部門ノミネート、ゴールデングローブ賞でも4部門ノミネートを果たした、実話を基にしたヒューマン・ドラマです。
ストーリー・・・・
インドのスラム街で生まれたサルーは、5歳の時に兄と遊んでいる最中、停車していた電車内に潜り込んで眠ってしまい
そのまま遠くの見知らぬ土地へと運ばれて迷子となる。
やがて彼は、家族と生き別れたままオーストラリアへ養子に出され、25年が経過する。
成人し幸せな生活を送るサルーだったが、インドの母と兄への想いは募るばかり。
人生にポッカリと穴があいているような感覚を抱いてきた彼は、それを埋めるためにも本当の自分の家を探すことを決意する。
わずかな記憶を手掛かりにGoogle Earthを駆使して探していくと、少しずつ記憶のカケラが蘇り
これまで見えなかった真実が浮かび上がってくるのだった…
序盤は、迷子になり試練の繰り返しのサル―の姿が、苛酷なほどに淡々と描かれます。
1980年代のインドは、日本で描かれる戦後の混乱期そのもの。
迷子の少年をさらに傷めつける、劣悪で悲惨な現実。
5歳の少年サル―を演じたサニー・パワール少年のひたむきな熱演に、母性をくすぐられ
この時点で、少年の心中を慮りながらずっと涙腺が緩みっぱなし。
この辺りを実に丁寧に描いていて、物語に深く吸い込まれていきます。
そして25年後、突如として自分のルーツを追い始めたサル―。
義家族や恋人との関係や、彼らに対する心の軋轢を乗り越えて、25年前の記憶を呼び覚ましたどり着く故郷。
生まれ育った場所に降り立ち、母との涙の再会、そしてそこで出会う真実。
感動の大作ではありましたが、前半の丁寧さに比較して、中盤から終盤のかけての描き方がちょっと希薄で
分かりにくい箇所もあり、最後の肩透かし感が否めませんでした。