nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

小川洋子 まぶた

2015-10-08 22:15:52 | 本・雑誌・ドラマ
小川洋子さんの まぶた を読みました。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
15歳のわたしは、高級レストランの裏手で出会った中年男と、不釣合いな逢瀬を重ねている。
男の部屋でいつも感じる奇妙な視線の持ち主は?-「まぶた」。
母のお気に入りの弟は背泳ぎの強化選手だったが、ある日突然左腕が耳に沿って伸ばした格好で固まってしまったー「バックストローク」
など、現実と悪夢の間を揺れ動く不思議なリアリティで、読者の心をつかんで離さない8編を収録。

小川さんの作品はずいぶん前に、「博士の愛した数式」を読んだだけだったので
特に先入観もなく、こちらは小川さんらしい短編集と聞いて、色々想像していましたが
現代では忘れ去られてしまった、退廃的小説といった摩訶不思議な世界観が待っていました。
それでもつい覗きたくなってしまうような、怖いもの見たさ的な魅力が秘められています。
健全の裏返しというか、病みの美学というか、ファンタジックな鎧を着せられたホラーというか、とにかく常識を覆す寓話集です。
気持ちが沈んだ時に読むと、暗闇に突き落とされそうになってしまいそうですが
余裕があるときに読むと、色々想像をたくましくしながら楽しめると思います。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いつかの足裏石けん | トップ | 南会津 南郷トマト発見! »
最新の画像もっと見る

本・雑誌・ドラマ」カテゴリの最新記事