「とん ことり」の音がして

暮らしの中で 絵本と私

『 しあわせなモミの木 』

2007-12-03 00:31:47 | 書籍・絵本


               
            『 しあわせなモミの木 』

                     シャーロット・ゾロトウ/文
                     ルース・ロビンス   /絵
                                 童話屋

        お金持ちの住む通りに引越してきたクロケットさんは
        皆から変わり者と思われていました。
        花屋の隅に捨てられていた枯れたモミの木を家の前に
        植えて話し掛けたりする人でしたから・・・
        
        枯れていたモミの木はクロケットさんの世話ですくすくと
        成長し、見上げるような大木になりました。

        あるクリスマスのこと
        モミの木に たくさんの色とりどりの小鳥たちが来て
        歌を歌います。

        「しあわせのモミの木」になれたら・・・


        さっきまで赤坂のライブハウスで友人のバンドの
        JAZZライブを聴いていた。
        まだ、The Nutcracker Suite(くるみ割り人形組曲)が
        頭の中でスゥイングしている。
        
        It Don't Mean A Thing (スイングしなきゃ意味ないね)
        いいなあ~ ピアノ音も サックス音も ギター音も・・・

            


       昨夜は学生時代の友人と10年ぶりぐらいに再会した。
       病院勤務の彼女から患者さんとの不思議な体験談を聞いて
       すっかり人の生死に感動してしまった。

       10年ねえ~ 短いような長いような・・・
       お互いにいろんな時間(環境)を過してきた。
       今の自分があるのは・・・「環境のせいでこうなった。」と言いながらも
       でも、やっぱり、自分で選択してきた時間(環境)だったと思う。
       選んできた時間は やはり自分の中にあったんだ。
       人のせいで<今の自分>になっているのではない。
  
       水曜日・木曜日は新しく始めた図書の仕事で
       区民センターHPビルダーの入力操作を習う。
       コピーをしたり リンクをしたり、解除したり 貼り付けをしたり
       もう何時間も繰り返した。
       一連の操作が私には上手く出来ない。
       ドラックを失敗したり、Enterをわすれたり・・・
       ノートPCのキーボードも私には馴染まなかった。

       時間がバタバタと流れ
       ライブハウスにいる自分も
       夜の居酒屋で友人と談笑する自分も
       区民センターの委員室でパソコンをやっている自分も
     
       本当に 自分はその場に居たのだろうかと不安になる。
       すべてが幻か錯覚みたい・・・
       私は自分の時間に対して よくそう思うことがある。
       人は普通、こんなこと感じたりしないものなのだろうけど
       その場所・その時間・その空気
       まるで落ち葉のように 私の中でパラパラと舞っていく
       自分がその場にいたのだろうかと・・・

        そんな師走の始まり
       掃除も 母の介護も 生活のやりくりも
       幻や錯覚していたのでは務まらない
       
       
       

       
       
        

     


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5 コメント

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少し安心 (たまちゃん)
2007-12-03 23:41:21
いつもの更新がなかったり、私のところへも、コメントなかったりで、
心配になりました。
色々仕事とか大変だけど、元気なので、安心しました。お友達とも楽しい時間を過ごされたのですね。
もう、カレンダーもラストになりました。
師走は紛れもない現実、だものね。やることが、沢山ある、と思っただけで、疲れてしまう私です。

  ハーモニーの幸せ  読みたくて買いました。
文庫本しかなかった。内容は同じだから、
ランディさん、吉祥寺にすんでいらしたのですね。
読み始めたばかりだけど、読みやすいです 
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Unknown (noa)
2007-12-04 19:47:42

たまちゃん

ご心配をおかけしました。
とても感激しました。嬉しかったです。

もう、師走だね。
たまちゃんこそ、お忙しそうなのに・・・
無理しないでご自愛くださいね。

ランディさんの本
人によっては受け付けないものがあるかも・・・
私は好きですね。
返信する
Unknown ()
2007-12-04 22:21:33
図書館のお仕事。
新しい世界へ飛び込まれたのですね。

うらやましいです。

noaさんと同じように、
私も自分の自由な時間を過ごせたとき
時々ふっと自分がしたことが
夢の中の出来事だったのでは
等と思うことがよくあります。

もしかして今こうして生活しているのも
夢の中かもなんて馬鹿な事を考えたりします。

お仕事も介護生活もいっぱいいっぱいになっても
いつも笑顔でいるのって疲れませんか?

たまには自分の時間みつけて
心に栄養をあげて下さいね。
返信する
Unknown (noa)
2007-12-04 23:36:06

海さん

笑顔ではないですね。私
自分・自分って・・・
いつも思ってばかり

私は親とはいろいろな事があって憎しみあった
時もありました。
親に愛された記憶がないんです。
でも、骸骨みたいになって自力で何も出来ない
ましてや、自分すら認知できない母をいまさら
憎むなんて・・・疲れるから・・・
もういいや
私の生活は<もういいや>だらけ
本当はどこにも居場所がないような私です。
だから、楽しい事や人と過す時間が夢の中の
ように感じるのかもしれません。

私には自分の時間がありすぎた気がします。
親子とか家族とかが切り取られている。
いま
私は人とのつながりを求めています。
そうするには
なにから手をつけていいのか
やらなくてはならないことが溜まっていて・・・
途方にくれます。

私はなにをしているんだろう?
こういうのを逃避というのかな・・・
おかしな事を書いてしまったわァ 
フ・フ・フ~ 馬鹿みたい私。
娘の「心理学」の教科書でも読んでみようかな?
この年齢で自分探し  




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Unknown ()
2007-12-05 20:25:25
そうだったんですか。

何も知らないのに変なことを言ってしまいました。
ごめんなさい。

私が考えていたnoaさんは
愛情いっぱい育った方でした。

だって、あまりにも皆に優しいから。
私にはとてもまねができないと思いました。

出会いはいつも偶然ではなくて必然的なものだと
私は思っています。

noaさんがお母様と出会われたのも
きっと、とても意味がある大切なことだったと
思います。

子どもに愛情をかけてあげられなかったお母様も
お母様自身が本当は愛情をいっぱい欲しかった
のではと勝手なことを思っています。

今のお母様と出会われたから
今の優しいnoaさんがあるんですね。
愛情の大切さを一番知ってあるから。

私がnoaさんと出会えたのも
何か大切な意味があることだと思いたいです。
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