パリのおばあさんの物語
スージー・モルゲンステルヌ 著
セルジュ・ブロック 絵
岸 惠子 訳
千倉書房
パリに暮らす一人の老女が 過ぎ去った過去を思い出しながら
今の日常を語る物語。
フランスでは20年以上も読み継がれている絵本を岸惠子さんが
初めて翻訳をなさったものです。
絵本の中のおばあさんはとても可愛い人です。
過去の悲惨な日々、現状の愚痴は こぼさない。
> おばあさんは 薬を飲むのを忘れます。
記憶が薄れるだけでなく、物忘れがひどいのです。
だから、お誕生日だって覚えてないの
でも、雪が降ったことは覚えている・・・。
なんか、いいなあ~
くもったガラス窓から眺める灰白色の世界
カラーとセピアの絵で綴る物語は幸せでもあり哀しみでもある。
日々の生活には 良いこと悪いことがあふれている。
そのどちらか、あるいは 両方にかかわりながら・・・。
妥協したり、悩んでみたりしながら
とりあえず、一歩。
カラーとセピアの間で 折り合いをつけながら
とりあえず、また、一歩。
今日の言葉も胸に響きました。私も元気なころはとてもはっきり、白黒、良悪、と区別していましたが、自分が病気になってパワーダウンしてからは、真ん中が多くなりましたね。ほんとセピア色に染まりながら生活ですね。いろいろな事が降りかかってきますものね。時の流れに沿って自然に生きていけたらいいなって思いますが、現実は大変ですよね。
休んでいたので、体調でも崩されているのかしら?
と私も気になって、「お~い! 元気?」と呼び
かけるつもりで来てみたら、新記事があったので
嬉しくなりました^^
「パリのおばあさんの物語」。
“大人のための絵本”という感じですね。
ぜひ読んでみたいです。
>カラーとセピアの間で 折り合いをつけながら
というnoaさんの言葉も心に沁みる。
私自身は、セピアにも無理やり色付けしながら
生きる癖がついてしまっている気がするけれど、
セピアはセピアのままで受け入れるのが、
“素敵な大人の女性”のような気がする…。
「おばあさん」になる頃には、そんな女性にな
れるかな?
でも、いつまで経っても、やっぱり自分を戯画
化するのが好きな“バタバタばあさん”かもし
れないね…。それも私らしくていいか(笑)。
ご心配をしてくださったようで・・・
ありがとう!
嬉しかったです。
一月の半ば・・・
一月いって
二月は逃げる
そんな感じで
日にちがドンドン過ぎていきます。
~~~
毎年、一月になると
命が与えられている自分の事を考えます。
というわけで 乳がんの定期健診月。。。
ミセス・かんちがいさん
はーい!元気です。
もう~ 嬉しいです!! 心配してくれたんだ。
マジ・うれしいわぁ
ちょっと・・・
ブログがメンドウになる事がある。
自分が煮詰まっているとき、人に伝えない方が
いいことでも つい、書き込んでしまいそうで・・
そんな時
己の分身のような言葉を一瞬で無にしたくもなる。
もっとも、そんな言葉がブログに書けているわけ
でもないけど・・・
年齢を重ねること
難しいなあ~
いえ、年をとるのは自然なことだけど・・・
セピアを感じる今日このごろ
かんちがいさんを見習って?
少しバタバタばあさんになりたい私です。