「とん ことり」の音がして

暮らしの中で 絵本と私

『 ミス・ポター 』

2007-09-28 19:03:06 | 映画



        


    「 ピーター・ラビットのおはなし」の作者 ビアトリクス・ポターの
         半生を描いた映画 『ミス・ポター』を観に行った。
     監督は「べイブ」で知られるクリス・ヌーナン
     ピーターラビットのかわいいだけではない魅力がポターの人生に
     かさなった時、これを撮りたいと思ったと言う。
     ポター役のレニー・ゼルウィガーが  とてもチャーミングだった。
          そして 湖水地方の景色が美しく、目を和ませてくれる。

          ヴィクトリア朝の封建的な空気が残る1902年のロンドン
          上流階級の家庭に育ったビアトリクスは 子どもの頃からの夢であった
          絵本を出版しようとしていた。
          主人公は愛らしいうさぎのピーター
          編集者のノーマンはビアトリクスの絵に魅了され、二人で制作した
          絵本はたちまちイギリス中に知られるようになる。
          いつしか二人は愛し合うようになるが・・・・

    子どもの頃から 「ピーターラビット」 の絵は私の生活の中にあった。
         食器 カレンダー 文具 タオル・・・
    今朝だって トーストは 可愛いピーターラビットのお皿にのせた。
         だから、「ミス・ポター」は可愛い映画なんだろうと思っていた。
         映画の中に 時々出てくるピーターたちは確かに可愛かったけど
    映画はそれだけではなく  時代の常識に屈することなく 情熱的に
         自分の意志を貫いたポターの生き方をしっかりと描いていた。
    私はグッズとしてピーターラビット物を愛用していたが 
         実は絵本は読んでいなかった。
    ポターの<ともだち> ピ-ターラビットやベンジャミン・バニー、こねこのトム
    のはなしを読まなくては・・・。 
    
      


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