「とん ことり」の音がして

暮らしの中で 絵本と私

ポッチのかんがえてること

2011-05-21 11:16:02 | 書籍・絵本


  

   ポッチのかんがえてること  牛窪良太 教育画劇

   イヌのポッチは12歳 ぼくは人間の7歳
   ぼくとポッチはいつも一緒
   ぼくが嫌な気持のときも、ポッチのぶんぶんとふられるしっぽは
   ぼくの嫌な気持を消してくれる。

   黒い目でぼくだけを見つめてる時
   公園でイヌ友達にあった時
   年老いて階段がのぼれなくなってきたとき
   ポッチはなにを考えてるのかな?
                   ( 出版社からの内容紹介より)

   

   「いま、ポッチはなにを考えてるのかな」
   繰り返されるぼくのフレーズ
   そして ポッチの瞳が見ている景色が描かれている。
   イヌの視点で描かれているのが面白い。。。
   我家のワンコも今年で8歳となった。
   そろそろ老犬の仲間入り

   ボール投げだって、もう5 回 ぐらいでいいか。
   でも 散歩はいいね。
   歩くだけでいい。
   どこにでもいけるし どこにもいかなくてもいいし
   特に楽しくもないし 別に悲しくもないから
   安心する。

   ニンゲンだって イヌだって
   自分の中に その時 その時の 自分がいて
   納得したり、反発したりしながら 暮らしている。
   犬と共に暮らす老後もよかろう・・・

   向こうから犬がくるよ、うるさいから道を曲がってしまおうか
   あっ そう そう そんな気持ち