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夢で終わるか? はたまた本当に可能なのか??

久高島

2009-08-25 06:12:18 | 競売物件
本当の最南端から見える島.
神の島と言われている久高島、

今,この島では珍しく、売り物件が一戸だけ出ている.

珍しいと書いたのは、独特の土地保有制度に有る.

島民は土地を買うのでは無く、無償で借りているのである.
なので、この島の土地は売買される事が無い.
今回の物件も、建物だけの価格、土地は借地権(賃料無し)



久高島の土地制度

久高島の土地は、一部の国有地を除いて、従来、字久高の総有に属し、
字民はこれら父祖伝来の土地について使用収益の権利を享有して現代に至っている。
字はこの慣行を基本的に維持しつつ、良好な自然環境や集落景観の保持と、
土地の公正かつ適切な利用、管理の両立を目指すものである。

 という前文を持つ「久高島土地憲章」を昭和63年に制定し、
昔から続いていた土地の総有制を積極的に文章化しています。
島に住む人達は土地の使用権のみを得て耕作、住居に使用するという事。

そのおかげで島外資本による開発から逃れることができ、
自然が残る素敵な島として存在し続けている。



つまり、島の土地を島民で公平に分けて、使用すると言う事、
とても原始的な考えだが、昔は皆そうだったと思う.
島民全員が借地に家を建てている事となり、土地の金銭売買は不可能。

買う側からすれば、土地を生涯無料で貸して頂けるので、
有り難い事この上ないのである.

ただし、
島独特の風習や、祭事などが色濃く残っている島と聞きますので、
それに参加するのか、それとも知らぬ存ぜぬで通すのか、,、、
新入り側の態度/行動も一考が必要でしょうし、
受け入れる島民側にも戸惑いが有るかもしれません.

今後も大きな開発はされないでしょうし、
自然の色濃く残る離島。
余裕が有れば 別荘に最適かと思っております.

でも結局は人同士ですから、
時間と共に上手くやって行けるのではと思っております.

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