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快投 澤村 西村、明日はどっちだ。

2013-04-26 23:59:55 | 2013年シーズン

澤村は、このまま突き進めばいいのだろう。

前々回、澤村についてあれこれ書いたが、昨夜の澤村は原監督が称えたようにナイスピッチングだった。
九回の失点は悔やまれるところだが、これまた原監督同様、九回までのピッチングで充分評価に値する。
怪我の功名とまでは言わないまでも、澤村が九回に想定外に打たれたものだから、
急遽、マウンドに上がった西村が、前回登板の危なげなピッチングを晴らすような、
こちらも澤村同様に素晴らしい内容で最後を締めくくった。

前回の2敗目をきっした試合では、
「自分のことしか考えてなかった」と本人が反省するように終始リズムを欠くピッチングで、
投球フォームからまったく柔らかさが感じられなかった。
ストレートも棒線のように見えたし、変化球にもキレがなかった。

しかし昨夜の澤村は非常にテンポがよく、ピッチングにリズムがあった。
ストレートは150キロを何度も計測し、
とくに外角の低めへのストレートはノビがあって打者はまったく手が出なかった。

見ていて気持ちがいいくらいピッチングの一連の動作にリズムがあった。
前回書いたことだが、その筋肉質な身体ゆえか、澤村は時折、
身体中に力が入りまくっているような投球フォームで、バランスが非常に悪く見えるときがある。
投球フォームがぎこちなくさえ見える。前回のときがそうだった。
そして今回、それを即座に修正し、ナイスピッチングを披露した。
そんなことが、昨年も、一昨年もあったような気がする。
新人だった一昨年は目をつむったとしても、過去2年間、11勝11敗、10勝10敗。
この結果が、そのまま澤村のピッチングに直結しているような、
当たり前といえば当たり前だが、数字が如実にそう言い表している。
開幕して約一ヶ月が経過し、そしてここまで2勝2敗。

それでも次回はどんな投球を見せてくれるのだろうと、期待半分、不安も半分。
澤村はきっと、これからもそうやってファンをやきもきさせながら、
そうやってスケールの大きな豪腕投手へと突き進んで行くのだろう。


西村も昨夜は凄い球を投げていた。
外角低めにズド~ンとノビのあるストレートを投げ込み、フォークも低めに決まった。
九回が始まった段階ではブルペンで投げている姿は映っていなかったから、
澤村が打たれ始めた時点でまた慌ててつくり始めたのだろう。
そのスピード感がよかったのかどうか、テンポよくストライクが先行して前回の心配をいっきに吹き飛ばした。
「西村は昨年までとは顔つきが明らかに変わった。
ピッチングに余裕が出てきた。」と解説の立浪氏。
さらに澤村のピッチングにも高い評価をした一方で、
「澤村はスライダーを投げるとき、少しフォームが緩むときがある。
九回に打たれたときもそうだが、そういったときにタイミングがあって大きいのを打たれてしまう。
どれだけ腕が触れるかが課題。」と指摘した。

西村もストライクを難なく取れるときと苦労するときが何登板かおきにやって来る。
もちろん立浪氏が言うように今季は確実にワンステップ上がっているであろうから、
それほど心配する必要はないかもしれない。

だけど ルルルル・・・・・・、
明日はきっと何かあるぅ~、
明日はどっちだぁ~♪



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