3月31日 (THU)
いつもメールマガジン頂く 「公立共済やすらぎの宿」 から 最終版のメールマガジンが届いた。
ちょっと 読んでいただきたい。
- 以下文章引用 -
東北地方太平洋沖地震被災地のみなさま、心よりお見舞い申し上げます
3月11日に未曾有の大惨事が日本で起こってしまいました。地震と津波という自然の猛威に人間は為すすべがありません。
国を挙げての人命救助が日夜行われていますが、救助に向かう人、そしてを受ける人の姿勢の素晴らしさに映像を通じてではありますが日本人は素晴らしいなと感動します。
福島のある市長さんが避難された市民の皆さんお一人おひとりに話しかけると、被災者さんのほうが「市長さんは大丈夫ですか」と答える。悲しみと苦しみの中にあってもやさしい思いやりの言葉がかけあえる日本人というのは、なんと素晴らしいのでしょう。
では、被災者ではないものたちはどうしたらよいのか。ここで、日本メンタルヘルス協会の衛藤信之先生のブログを抜粋してご紹介します。
「人は誰かが苦しんでいる時に、黙々とやるべき事をやるしかないと思っています。
言葉は簡単なのです。哀れみの言葉、同情の言葉もたやすい。ただ、その人のために何が出来るかを粛々とやる。
粛々とは(静かに、速やかに、自分に厳しく、大騒ぎしないで慎ましくやるべきことをする)
人は興奮すると義憤にかられて「お助けゲーム」(交流分析の心理学用語)をします。
「あなたの為に」は、自分の興奮状態から多角な立場の人の心を傷つけます。「偽り」という漢字は、人の為にと書きます。
風評被害もそうです。だから、静かに心を沈めて行動することが大切なのです。
そして、あの頃、一番優しかったのは遠くで大騒ぎしないで見守ってくれた人々でした。
では、皆で被災地に行けばいいのか?
そうではありません。「何かしなければ」と興奮した人々が現場にかけつければ現場が混乱します。それを僕は阪神淡路大震災で経験をしました。
義援金を募るのでもいいでしょう。
でも、もっとも大切なことは静かに、いま僕たちの目の前にあることを粛々と行う。
明日から早く生活を普通に戻すことです。
いま、世界は日本を観ています。
国際的な経済アナリストは「日本は終わった」と観ています。国の負債も経済も政治も最悪なところに原発事故、膨大な被災額。日本は「もう過去の国」となったと思っています。
だからこそ、被災者のためにも僕たちは、明日から日本を災い転じて福となすために粛々とやるべき事をなす。
危機は、「危ない」と、「機会」のチャンスもあるのです。
国の国家予算をしっかり被災者に回すためにも、僕たちは強くて人にも自然にも優しい国家を迅速に作ることです。
そのためには、被災者やその近親者は除き、僕たちは自分の仕事や勉学、また家事など、いま目の前にあるやれるべきことを粛々とこなす。
それが災い転じて福となすの第一歩です。 」(衛藤信之先生のブログより)
やすらぎの宿のメールマガジンは今号で終わりますが、日本は必ず再生します。日本全国に笑顔が戻るとき、またお会いできることがあれば幸いです。これまでご愛読いただきまして本当にありがとうございました。最終号をどうぞお楽しみください。
と結んであった。
いかがだろうか! 随所に何か気づくことが 貴方にもあるのではなかろうか。
あれから3週間。 ただ ただ 頑張れ ニッポン! と願いつつ 時は待った無しで弥生から卯月へと 移り変わる。
東日本大震災 復興の為に 命をかけて頑張っている ありとあらゆる方々 今も、今日もお疲れ様です!
Mr.Gnome