東京駅に白い鷹が舞う。その足が掴んでいるのは「稲穂」だそう。
ニュースでこのドームの絵を見てから随分日がたっていた。
鳥たちが鷹だと言ってたことを思い出すまで時間がかかる。
まさに異空間。
首がおかしくなるくらいまでに天井を見上げた。
暫く見あげ、現世に引き戻される。どこかへ行ってしまってた感。美しすぎる。
白色、クリーム色、茶色。色の組み合わせに酔う。ペールグリーンのさし色がなんともレトロモダンで穏やかな意匠・・
まさに飛びたとうと羽を大きく広げた鷹の姿に日本の輝かしい未来を願われたのではと・・・思わずにいられない。
まさに静寂の中にあった・・・この日のドーム。
東京駅なのに往来が不思議と少なく、天井をいつまでも見あげているのは私くらいのものだった・・・
ここは東京駅。丸の内口。
約100年前、東京駅開業。
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方角を示した干支の八つのレリーフ。
高すぎてはっきり見えない。鷹の姿こそは希望があってとても清々しいのだけど。
干支の方位は当時の人々に駅舎内での方角を示したのだという。
干支で方位を見ていたのって・・・いつ頃までのことなのでしょう?
丑(北東)寅(北東)、辰(南東)巳(南東)、未(南西)申(南西)、戌(北西)亥(北西)。
干支のレリーフが高すぎてよく見えないし、干支の方角自体が良くわからなくて・・・
ドームの下にいる私には方角がわからなくなっていた。
ここには東西南北を示す、干支、 卯(うさぎ)、酉(とり)、午(うま)、子(ねずみ)のレリーフはいない。
駅舎を設計した辰野金吾の出生地、佐賀県でその四つの干支 卯、酉、午、子 のレリーフが見つかったと、数年前にある番組で特集されていた。
辰野金吾氏の真意を知りたい。
皇居正門石橋 この橋の奥にある橋が二重橋
夕日がさしてきた・・・静寂そのものの皇居正門、正門石橋前。
正門石橋前より振り返れば・・・夥しい数のビルビルビルディング~~~~~!!
うわ~~~~~~~~!!
もう帰ろうと・・・外苑を歩いていると、目に入ったのが「楠正成像」と書かれた案内板。
なんと皇居の外苑に楠公様が居た!めちゃ凛々しいそのお姿!
家の近くの観心寺(楠公様が眠る菩提寺)で見あげる、いつものあの「楠公様」の銅像に確かに似てる!
そりゃ、「楠正成」像とあるのだから、目の前の堂々とした立派なこの像はまさしく「楠正成」像に違わないのだ。
その台座があまりにも立派で高すぎて!今日は見あげることばかり!!笑
でも・・・なんで?こんなところに?
そして・・・これって観心寺のと同じ?
直ぐに私のブログを開けて見たら・・・
台座から違う・・・
皇居外苑に在るだけあって・・・
全てが観心寺のより(比べることないのに比べてしまってごめんなさい)遥かに立派。
で、なんで?
その楠正成像はしっかりと皇居方面を見据えておられた。
史実に詳しくない。
ここに在る訳の「真」がわかればよいのだけど、私が調べたとて「真」を知れないと思えたので止めた。
いずれにせよ・・・忠誠心で誉れ高い大楠公は日本の誇りなのだ。
なんか・・・ここで楠公様の銅像に逢えたのがちょっと嬉しかった。
なんの関係もないのにね・・・苦笑。
2月10日の富士山 新幹線車窓より ふじさ~~~~~ん!きれい~~~~~~~~!!
新幹線毎回 禁煙車、E席指定。