そわそわ・・・そわそわ・・・・
うえに～～あがりたい！きいろのバスケットどけて～～
はいはい・・・
え～～い！あがるんにゃ～～！
あしが～～し・ず・む～～～！！！
じゃまな・・・ポーチ・・・ふまれたくにゃかったら～～（まあ・・・決してももは踏みませんが・・・）どけて～～
はいはい・・・どけました！
これで・・・あがれる・・・
えいっ！
あ～～うえの・・かごもじゃま～～
はいはい・・・
あがれた！
まあまあね・・このたかさ・・・
ぺろぺろ・・・ぺろぺろ・・・ほっ・・・
最近思い出したように・・・上がりたがる。
それにしても・・・物が溢れている・・・ああ！！いやだ～～～！捨てるにも捨てられないもの・・・箱の中にも、バスケットの中にも～～～！（暫くお目にかかっていないような・・・素材・・・の山！）どうしよ～～～笑
猫と暮らし始めて9年。人間に捨てられたと・・思える子猫だった。まだ、その仔は人間を警戒しない時間にいた。
抱き上げた翌日、獣医の先生に・・ヘンな喉の音がするのですが・・・
先生「大丈夫ですよ・・それは猫が一番安心している時の喉の音・・風邪とかではないですよ・・・子猫の気持ちが落ち着いて飼い主さんとの関係が深まってから連れてきてください・・」猫と暮らす日々のはじまりは・・そんなやりとりから・・・
9歳です！元気です！たまに、「戦いごっこ」をやる！けしかける悪い私！けしかけておきながら・・・心の中で「もも」頑張れ～～！はい！矛盾してます・・・
挑発！されて・・そのうちに「もも」は、さながら・・般若様の顔つきになり私の手に噛み付いてくる・・・私の指の間を小さな口をしっかり開けて噛み付いてくる！よしよし・・歯はしっかりしてる大丈夫♪噛み付かれながら・・振りほどいて・・手で「もも」の小さな顔をきゅ～～っと、掴んだり・・いじめてません！遊んでます！（なにやってんのか？？それでも、ももは余裕・・・なかなか本気にならない・・・噛み付いてきても甘噛み・・なので気持ちよくても痛くない・・）そうこうする内・・・や～～っと、後ろ足攻撃が・・・後ろ足を私の腕に仕掛けて猛スピードの蹴りの連続・・・これはチョッと効く！そうしながら・・・さっと身を引いて・・・きちんと座りなおす。耳をピンと後ろ側に向け・・・顔はというと・・・そう・・「般若」美しい！眼光鋭く、丸みを帯びた目がこころもち・・後ろ側に引きつけられ、きつくて・・・逆らえないような・・・なんともいえない顔に・・・魅力的～～～！エジプトの猫のよう・・・です。
暫く遊んで愉しい私を・・・見る目は・・・まだ・・・鋭い・・・でも・・・
ばかばかしくて・・・もう・・遊んでられない・・・といわんばかり・・・いつも、す～～っと、「もも」のほうから・・・緊張が解けて・・・（まあ・・戦いごっこも・・・最初から彼女としては、やりたかったわけでもない・・・わけです・・・）ふぅわりと・・・元の穏やかで・・・静かで・・柔らかいまなざしを取り戻した・・・しなやかな「もも」に戻ってしまうのです・・・
この瞬間がたまに無性に見たくなる・・・ももちゃん！しっかり！いつなにが起きるかわからないよ～～！油断してたらあかんよ～～～！説得力なしですぅ・・・いい迷惑？？
ほんの些細な音、振動、風邪、匂いなどに敏感に反応する。全身を使い、耳のアンテナ張り巡らせて・・・家にいても・・外敵にあうことがなくても・・・のんびりしているようでも・・・絶えず自身の身を守る術は心得ているようにも思える。いつも家族の話をきちんと聞いている。好奇心も旺盛。洞察力たるや素晴らしいと感心する。家の中の小さな変化さえも見逃さない・・・チェック必ず入ります・・・
猫には過去は有るけど未来がないと話すのを聞いたことがある。だから一瞬先を読めなく事故に遭うと言う・・・
確かに猫には過去は有る。記憶がはっきり見てとれる。でも明日のこととなると・・・危機を予測出来ないのは・・・今や猫に限らず・・・
ただ・・・「もも」は慎重・・・自分がこれから飛び上がろうとする場所の安全をどのように図るのか・・・一度もこれまで無理がなかった・・・予測していると思う・・・危機管理意識（能力）はこれからの世を生き抜くためには猫にも人間にも必要不可欠・・・なのでしょう・・・
見てます・・・
