こんにちは。理事長の田中啓昭です。
先日、故 松下幸之助さんの著書「続 道をひらく」を読んでいると、こんなくだりの文章がありました。
道をひらく 続 (2)(PHP文庫) | |
松下 幸之助 | |
PHP研究所 |
この世の中、人の一生いろんなことがあるもので、何もなくて平穏無事、そんなことはなかなか望めない。だから時に嘆息も出ようというものだが、けれどもそのいろんなことのつらなりのなかにも、おのずから何らかのフシとうものがあるわけで、何がなしにダラダラといろんなことがつづいていくわけでもない。
ダラダラと続いているように思うのは、そのつらなりのなかのフシを見過ごしているからで、だから心も改まらなければ姿勢も改まらない。
大事なことは、このフシを見わけ自覚し、そのフシブシで思いを新たにすることである。
これがわかり、これができれば、いろんなことがすべてプラスになり、進歩の糧となって、次々と起こることをむしろ歓迎するようにもなるであろう。
フシは自然に与えられる場合もあるし、自分で作り出していく場合もある。いずれにしても、とらわれない心でものを見、考え、ふるまうことである。むずかしいことかもしれないが、やっぱりこれがいちばん大事なことではなかろうか。
【続 道をひらく/松下幸之助 著】より抜粋
そうなんです。この1月という月を、「節=フシ」と考えると、心機一転に絶好の時期なのです。
眠っていた自分の心に火をつける良いきっかけになる時期なのです。
そこで私は今年自らの思いと行動予定を「記録」することを、このフシに始めることにしました。
一つは思いを本のように綴っていく「マイブック」
日々自分が考えていること、感じていることを書き出し記録してみる。でも日記とは少し違う。出来事を書くのではなく、思いや感覚を綴るのです。後から読み返してみると、その時の自分が何を感じ、何を思っていたのか綴られていてきっと新鮮な感じがするのかも知れませんね。
もう一つは七つの習慣でおなじみの手帳「フランクリンオーガナイザー」
自分の行動を計画的に遂行するために、自分自身の価値観(自分軸)を明確にし、ミッションをつくり、目標そして行動へと落とし込んでいくための計画を立て、実行していくというもの。最近特に、その日暮らしではなく、目標を持って行動するということに慣れていく必要性を感じるのです。
年の初めというフシには誰しもが、今年こそ「変わらなきゃ!」と思っているはずです。
でもそれだけでは、永遠に好転は訪れるはずはありません。
行動に移すことがとても重要なのです。
「今日の自分より明日の自分はきっと成長しているはず。明日はもっと良いことがあるはず!」
そう思いながら、1年後に少しでも成長した自分を想像し、計画をたて、それを確実に実行していこうと思います。
マイブック: 2013年の記録 (新潮文庫) | |
大貫 卓也 | |
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B6変型 週間バーチカル見開きビジネス・スリム【ブラック】(綴じ手帳) | |
フランクリン・プランナー | |
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どんな一年を過ごしていこうと思いますか?
充実した一年を過ごすためにも、この時期だからこそ、あなたの心をRELIGHTさせてみませんか?