こんにちは園長の田中恵美でございます。
寒い日が続きますが、園庭の植物たちは春の訪れを知らせてくれています。芝生は少し緑が濃くなりクローバーは勢いよくそして木の実も咲きはじめました。
さて平成29年4月より幼保連携型認定こども園になり、早10ヶ月の月日が過ぎようとしてますね。
そして幼保連携認定子ども園の教育・保育要領に基づいて新しいカリキュラムを構成いたしております。
またこの幼保連携型認定こども園 教育・保育要領のなかの特に配慮すべき事項に「小学校教育との円滑な接続」の観点から最年長児については以前もお伝えしたように小学校へと繋ぐアプローチカリキュラムに基づき、小学校との連携はかり就学へむけ様々な学びを導入いたしております。
先週ブログでもお知らせいたしましたが、更なる数の知識を習得するため数の混合まで含め新たな絵カードも導入し子ども達と楽しんで学びました
まずはルールに従って、ジャンケンからスタート
数の確認そしてみんなで数字を読み上げ確認しました
写真下 保育教諭として18年目のキャリアをもち、現在15歳男の子の子育てまっただなかの中尾絹代教諭と何回も子どもの発達や行動について話し合いを重ね子ども達がより理解できるよう工夫してカードを作成いたしました。
指さし確認、手を使い声を出し読み上げみんなで確認していきます
この指差し確認が重要なポイントになります
続いて以前ヨーロッパのアナログゲームで学んできた子ども達の大好きなアイテム、、、
「アイスクリームを作ろう!」当園オリジナルルールでチャレンジしました
ゲームを見るなり子ども達はワクワクして、やる気満々でした
ルールを聞きくとすぐさま真剣な眼差し、切り替えの早い子ども達そしてものすごい集中力でした
できたら、手をあげできた事を知らせます
出来たことへの達成感を味わい最後までやり遂げる諦めない力も育てます
当園オリジナルチップをもらって、枚数確認数の合計を確かめてます
ゲームは少人数でとり行う為、待っている間はお寿司やさんのお店ごっこあそびです
友達の準備も優しく思いやりの心でお手伝いする姿も微笑ましいですね
そして先日組み立てしました、木製キッチンも登場し子ども達は大喜びです
子ども達からも自発的に
「メニューを準備しよう!」
「お寿司!春巻き!」「餃子も作れる!」
「お客さんのメニューを聞く紙がいる」
などとアイデアがたくさん出てきました!
子ども自らの考えで行動する力や思考力、そしてお店屋さんになりきる表現力も自然と芽生えてました
友達と会話のコミュニケーションもはかり、その場に応じ判断、考えて行動してます。
子どもの判断力、交渉能力が育めましたよ
子ども自身がしっかりその世界に入り込み、物事を考える力を育むことができ、思考力やその場の状況に応じた判断力が身についていると実感できました。手をあげ発言する力、自己を肯定する力【自己肯定感】を土台に小学校就学にむけ様々なアプローチをしていきますね。
子ども達からはどの活動も「もっとやりたい!」「楽しかった!!」と歓声があがってました。何より楽しんでできた事嬉しいです
また各クラス順次取り組み、子どもの発達に応じ様々なあそびを取り入れていきますね!
平成30年度施行 幼保連携型認定こども園教育・保育要領の乳児から幼児期の終わりまでの「資質・能力」の育ちについて、
個人の
「知識及び技能の基礎」
「思考力・判断力・表現力等の基礎」
「学びに向かう力・人間性等」
「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿10項目」についても考慮し姉妹園もくれん保育園とも連携をとり進めてまいります!
CD-ROMブック 平成30年度施行 新要領・指針 サポートブック (PriPriブックス) | |
保育総合研究会 | |
世界文化社 |
0歳~6歳子どもの発達と保育の本 (Gakken保育Books) | |
河原紀子 | |
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