こんにちは
りす組(0、1才児)担任の井上真理です。
寝屋保育園のある寝屋という地域には、「鉢かつぎ姫」と言う物語が語り継がれていますが、
私が住む交野市には、星にまつわる地名伝説がたくさんあります。
そのひとつは、市の中心を流れる天野川です。
稲作が始まった頃に、この地を甘くておいしい米が実る野 甘野(あまの)といいその川水を甘野川と言った
事が由来と言われています。
それを、平安時代交野が原へ遊猟に訪れた宮廷人が歌合せの際に、夜の大空に星の連なる「天の川」に
なぞらえたことからこの名が定着したと伝えられています。
この天野川にかかる橋も「逢合橋」(あいあい橋)と呼ばれ、七夕伝説にある、「おりひめ」「ひこぼし」が年に一度
七夕の日に会った場所と伝えられています。
天棚機比売大神(あまのたなばたひめおおみかみ)=交野市倉冶にある機物神社(はたもの神社)の御祭神
牽牛石(けんぎゅう石)=枚方市中山観音寺跡
天野川を挟んで、おりひめ ひこぼしが対面するように配した古人の粋な計らいを感じます。
もうすぐ七夕です。
寝屋保育園でも、はさみやのりを使って七夕飾りを製作中です。
7月4日に、ご家庭に持ち帰りますので、楽しみにお待ちください。
今年の七夕の夜は、おりひめ ひこぼしは逢うことができるのでしょうか?