【SWEET ANGELS】

大阪府寝屋川市にある認定こども園 ねやがわ寝屋の森こども園の
楽しい「教育 保育の様子」を大公開!

先生からの【子育てinformation】vol.22

2012-01-10 | 先生からの【子育てinformation】

 

こんにちは

 

りす組(0・1才児)担任の田中恵理子です

 

 

今回の子育てインフォメーションは「子どもの睡眠について」お話します。

 

私が子どもの頃は夜に子どもが外へ出歩くという時代ではなく、親には9時になったら「寝る時間」と言われていました。子どもは10時間寝る事が当たり前の時代でした。

 

今日、コンビニ、ファミレス等、24時間営業の店があったり、両親の就労の増加や塾等、様々な理由により、子ども達の就寝時間が遅くなっています。

 

子どもが健やかに成長していくためには、適切な運動とバランスの良い食事、そして十分な睡眠が必要です。

 

ただ、わかっているけど・・・その思いと現実にはギャップがあるようで、「色々な方法を試すけれどうまくいかないんです。」と悩まれている保護者の方もいらっしゃるようです。

 

 

以前、午前0時のカラオケボックスに生後6か月位の赤ちゃんを連れて来ていた人を見た時は驚きました。夜遅くのレンタルビデオ店やコンビニに来ている子ども連れの家族もよく見ます。

 

「寝る子は育つ」と昔から言われていますが、いつ頃から子ども達が夜早くに寝なくても不思議に思わなくなったのでしょうか。

 

全国的に夜寝るのが遅くなってきていて、朝からあくびばかりしている子・イライラして不機嫌な子・無表情でボーっとしている子等「気になる子」としてあげられる上記の姿は、子どもの睡眠と関係していることが、ある調査で分かりました。

 

 

なぜ、子どもは夜にたっぷり睡眠を取らなくてはならないのでしょうか?

 

遅寝でも子どもが元気ならいいのではないですか?という質問の答えは、「いいえ」になるのですが、その理由は以下の通りです。

 

遅寝は自分で生活の管理が出来ない子ども達の生体リズムの狂いを生じやすくなることになります。

そして、夜の寝不足を朝寝や昼寝でまかなわれないのです。

なぜなら、子どもの脳の神経回路の形成にとても重要である成長ホルモンは、夜ぐっすり眠っている間にまとまって出るからです。成長ホルモンは深い眠りの状態で0時くらいから出るので、そのためには9時に寝るのがベストと言われています。

 

又、遅くまで明るい所で起きていることで、目が光を感じ脳からメラトニンが放出されず睡眠覚醒リズムが狂う原因になります。メラトニンは抗酸化作用と第二次性徴を抑える大切なホルモンで、一生の中でも1才~5才頃に分泌量が最大になり、睡眠のリズムを作っていくと言われています。

 

遅寝した翌朝、ゆっくり寝かせればいいと思われるかもしれないですが、それだと早寝早起きのリズムを崩すことになり、いつまでたってもいいリズムにならないので、規則正しい生活を送る為には毎日の積み重ねが大切になってきます。

 

 

どのようにすれば早寝早起きのリズムが出来るようになるのでしょうか?

 

早寝早起きをする方法は色々ありますが、色々試してお子様に合うやり方を見つけていただければいいなと思い、いくつかの提案を書かせて頂きます

 

食事のリズムが生活リズム全体に大きく関わります。

 朝・昼・晩と決まった時間に食事をとってみましょう!

 入眠と起床のリズムがつきやすくなります。

 

夜寝る前に歯みがきをする、パジャマに着替える、絵本を読む、「おやすみなさい」の挨拶をする等の就寝前の儀式をすると、寝る為の心の準備ができ、けじめがつきやすくなります。

 

そして、朝、脳を目覚めさせるには、朝の光を浴びる事と朝食をとる事です。

眠っていた脳がリセットされます。

 

 

又、夜仕事で遅く帰ってきた父親とあそんでしまい、寝るのが遅くなる家庭もあるようですが、その場合は夜の子どもの睡眠を優先し、朝一緒に早起きして遊んだり、家族そろって朝食をとるようにするのは、いかがでしょうか。

 

 

 

子ども達の生活リズムが出来てくれば夜寝かせるのに苦労せず、自然と眠たくなっていくので、寝かしつける事に時間をとられなくなります。夜は親が自分の時間として過ごせることができると思います。

 

 早寝早起きは子どもにとっても、親にとってもいいことだらけですね

 

お子様の生活リズムに悩まれている保護者の皆様、まず出来ることから始めてみませんか?

 

きっと、お子様の健やかな未来につながっていく一歩になると信じています。

 

 

          参考文献:「生活リズム改善ガイド」ひかりのくに出版


「努力」を支えている陰の力って?

2012-01-10 | 先生達の【ひとりごと】
こんにちは。園長の田中啓昭です。


社会人になって、めっきり運動をしなくなりました。

そして、はや20年が過ぎようとしています。

数年前から、メタボ予防にということで始めたランニングも、ぼちぼち走っているという程度なので、いまいちモチベーションも上がらず、ひどい時は数ヶ月に1回、という程度の現状でした。

もちろん、かろうじてメタボといわれるラインにはかかってはいませんが、予防というよりは現状維持がやっとで、年々基礎代謝が下がり、体も重くなってくる感はぬぐえない状態でした。

そこで、私は形から入るタイプなので、ウェアやシューズなどのランニングギアもランニングプロショップで一から揃えなおしし、昨年10月から本格的にランニングを定期的(週3回)に始めることにしました。

何事もやり始めまでは、ずいぶんとエネルギーがいるものの、軌道に乗り出すと思いのほかスムーズにいくものです。

まるで、自転車のペダルを漕ぐときのような、そんな感覚です。


本格的に走り始めたころは10㎞も走れませんでしたし、1時間連続で走り続けることもできませんでした。

しかし、あきらめずに目標を持って、この前の自分より1秒でも速く走れた、長く走れた、そんな達成感を肯定感につなげ、続けていくと、少しずつですが記録は伸び、懸念していた体型も少しずつ変化していったのです。


これって、子育てとよく似ていますよね。

比べるのは周りの子どもではなく、昨日のその子自身と比べて、どれだけ成長したのかを認めることが大切だと思うのです。


そんな子育て観から、子どもを育てるように、自分自身をランニングを通して客観的に育ててみることにしました。

そのなかで関門テストとして自分自身に課した課題はレースにでること

まず初回は昨日、大阪府枚方市で開催された「ひらかたハーフマラソン」に参加しました。







週末など時間がとれる時のランニングでは、ハーフを2時間前後で走っているので、2時間切れればいいかな~といった軽い気持ちで参加しました。






結果1時間40分で完走。

成年男子 参加者2,168人の中で、361位という成績でした。

フルマラソンを完走している友達いわく、フルマラソンに換算すると、多少のペースダウン等を考慮したとしてもサブフォー(フルマラソン 3時間台後半)は射程距離内のタイムだそうです。

約3カ月ほど前に本格的に取り組んだころからすると夢のようなタイム。


42歳のおじさんも「やればできるんだ」と実感したのでした。


もちろん、この結果は自分自身が努力したからには違いないのですが、毎朝 娘たちのお弁当づくりや掃除洗濯などがあるにもかかわらず、出勤前のランニングに文句ひとつ言わずに「いってらっしゃい」と送り出してくれている妻や日頃から情報交換をしてアドバイスをくれ、大会に一緒に参加してくれた大学時代の友人、そして当日に応援に来てくれた妻と娘たち、そんな人たちの陰の支えがあってこその自分の努力であり、結果であると感じます。


当日の応援の時などは小学生の娘たちがこんな旗を作って、応援してくれましたよ。



ホントに様々な人たちに支えられていることに感謝するばかりです。

一般的には努力すること自体、自己実現の部分がフォーカスされがちですが、それを支えてくれている人々の力、つまり成功の陰にはいろいろな人の理解や協力があるということを忘れてはいけないと思うのです。


だからこそ、私自身も一生懸命に頑張る人のためにはできるだけのサポートをしていきたいと考えています。


私自身、常日頃から、小さなことにでも感謝できる心(お陰様でという気持ち)を持ちたいと思っています。

また、そんな心を子どもたちにも芽生えさせることができるような教育ができればいいな、と感じている今日この頃です。


※関連ブログ記事
「子どもたちに大切にしてほしい気持ち」


給食メニュー H24.1.10

2012-01-10 | みんな楽しみ【給食メニュー】

★ごはん

★ポークケチャップ

★切干大根サラダ

★わかめとかぼちゃの味噌汁

切干大根サラダの材料に、かにかまぼこが使われていますが、

かにかまぼこには、低カロリーにもかかわらず、豊富な栄養素、

特に高タンパク質食品という魅力的な食材なんだそうです。

作用は、血中の余分なコレステロールを運びだし血液の

流れを調整し、ガンの転移を予防したり、脳を活性化させ

てくれます