Naoの誰でもわかる!英語の話

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「使える英語表現」(No. 135)「笑い物になりたくない!」

2010-02-10 | Weblog
表現135)I don't want to make a fool of myself.(笑い物になりたくない!)

そりゃあ誰だって笑い者にはなりたくないですよね。でも、時としてそれを覚悟でしなければないことだってあるのです!え?別に何かがあって力が入っているわけではないですけど…今回の表現を使う時って、結構、本当はそうしなければならないって気持ちが強い時が多いような気がするんですよね。つまり、「そりゃあ、そうすれば、出来ればいいに決まってるけどさ~、でも、そんなことをしたら、みんなに笑われるしな~」って感じの時ですね、この表現を使う時って。僕もこの表現は結構よく使います。え?何かする勇気がない人、ってですか?(Don't I have guts to do things?) う~ん、そんなところもあるかも…。(Well, I don't know. I'm kid of a cautious person, so I may have such a tendency.)

英語の方はいうと、きわめて簡単です。make は「作る」と考えて、a foolは「バカな人、愚か者」。out of は、「~から」。makeと一緒に使うと、「~から~を作る」って感覚ですね。で、この場合、「作る」のは、a fool「バカな人、愚か者」ですから、make a fool of myselfとなると、「自分自身から愚かな人間を作る」となります。つまり、自分自身の愚かさ、愚かな部分を出して、自分自身をばかな人間として外(人)に見せるって意味で、「自分を笑い者にする、ばかなまねをする、恥をかく」ということになります。もちろん、この表現は、make a fool out of oneselfと、誰と限ったわけではありません。例えば、

He made a complete fool of himself by saying such a stupid remark.
(やつは、あんなばかなことを言ったために、皆のいい笑い者になったよな。)
Don't make a fool out of yourself.
(愚かなことはするなよ。)
John made a fool (out) of his boss.
(ジョンは、上司のことをばかにしていたよ。)

といった具合です。使い方は簡単ですよね。では、今回の表現を会話で確認してください。(「え?もう終わり?」)はい、今回はsimple is bestということで…。Here you go!

(Scott and Jim are talking at the cafeteria on campus)
Scott: Do you know Jenny?
(ジェニーって、知ってるかい?)
Jim: Jenny? The most beautiful girl in Physics 308?
(ジェニー?あの物理学308のクラスの超きれいな子のこと?)
Scott: Yeah. That Jenny I'm talking about.
(そう。あのジェニーのことを言ってるんだ。)
Jim: What about her?
(彼女がどうかしたの?)
Scott: I have a crush on her.
(彼女に夢中なんだ。)
Jim: That makes two of us. But, what's new? As far as I know, every man on campus likes her a lot.
(僕も同じだけど。それがどうしたの?僕の知っている限りでは、キャンパスにいる男どもはみんな彼女が大好きだよ。)
Scott: As far as I'm concerned, not a single day passes by without thinking about her.
(僕の場合はさ、一日として彼女のことを考えない日はないってことなんだ。)
Jim: Okay. You are in love with her. So?
(わかったよ。彼女に恋してるってわけね。それで?)
Scott: Don't you understand? I don't know what to do about it and that bothers me.
(わかんないの?どうしていいかがわからないわけよ。それが悩みだってこと。)
Jim: You know what? There is a very simple solution to it.
(そうさな。それには超簡単な解決策があるわ。)
Scott: What is it?
(なんだい?)
Jim: Ask her out.
(デートに誘うのよ。)
Scott: I don't want to make a fool of myself.
(笑い物になりたくない!)
Jim: Nothing happens unless you take an action.
(アクションを起こさなきゃ何も始まらないっしょ。)
Scott: I know you are right. But, if I do it, I will make a complete fool of myself.
(君が正しいのはわかってるさ。だけど、もしそうしたら、完全に恥をかくよな~。)
Jim: Who knows? She might like you.
(それはどうかな?彼女、君のこと好きかもしれないじゃん。)
Scott: Do you think so?
(そう思うかい?)
Jim: Ah, yeah. I guess.
(あ~まあな。そうじゃない。)
Scott: Okay. I made up my mind. I will talk to her tomorrow and ask her out.
(わかった。気持ちは決まった。明日彼女に声かけて、デートに誘うよ。)
Jim: (in a small voice) Gee, I made a fool of myself by saying such a stupid thing.
((小さな声で)しまった。あんなつまらないことを言って、ばかなまねしたな、おれ…)
Scott: What'd you say?
(何か言った?)
Jim: I said, God bless you.
(神のご加護がありますようにって、言ったんだ。)
Scott: A friend in need is a friend indeed.
(困った時の友こそ、真の友ってね。)
Jim: Whatever.
(なんでもいいけど…)

ということで、今日は美しい友人愛をお届けしました(^^)(あ、違うか!?)では、次回まで。See you! nao


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