Naoの誰でもわかる!英語の話

英語を勉強している人へ、面白い、ためになる話し、知識・情報などを、誰もがわかるように書いていきます。

「使える英語表現」<リニューアル編>(No. 1)「わかった!」

2008-03-20 | Weblog
Ladies and gentlemen,

「え?「使える英語表現」(No.1)?」って思っていらっしゃることと思います。実はこれから時々、前に書いた英語の話しを「リニューアル編」として載せることにしました。僕のブログを最近知った皆さんは、前に書いたものを見る機会がないと思うので、それなりにためになるのではと思ってのことです。内容はかなりリニューアルして、より良いものにしての再登場としたいと思いますので、何分ご理解、ご愛顧の程を…。「前に読んだよ」という皆さんも、内容をより洗練(?)していますので、もう一度目を通してもらうと新たな発見もあるかと思いますので、この「リニューアル編」も、よろしく読んでいただけたらうれしいです(^^)。では、その第一回です。Here you go!

表現1)I got it.(わかった。)

日本語の「わかる」にあたる単語を考えると、すぐに出てくるのは「understand」「know」ではないでしょうか。では、「わかった」という日本語が浮かんだ時に英語では何と言うか?主語は自分で、「わかっ(た)」(過去?)なのだから、「I understood.」 あるいは「I knew.」 になるような…?でも、それは違いますね。「understood」は、「わかった」という軽い(カジュアルな)意味より、「理解した」あるいは「了解した」といったニュアンスの方が強く、固い(重い)響きを持たしたい時に使う表現です。また、「I knew」は「知る」→「知っていた」となり、「わかった」とは違った意味になってしまいます(これはいいですよね?)。

そうすると、「わかった」に含まれている過去的(?)なニュアンスは忘れて、現在形の「I understand.」あるいは、「I know.」 の方がまだいいような…。だって、「わかった」とはいっても、今のことをいってるわけですからね~。

では、「I understand.」 と言うとどうなるか。これは相手が何かについて説明をしている時に、「はい、わかりますよ」という納得、理解を表わすために使われるもので、そう…何かでしかられている時に「はい、はい、わかります、わかってますよ…」って感じで使うものです。なので、「よっしゃ!わかった!」(金田一シリーズで聞いたような…)といった感じではないわけです。

じゃあ、「I know.」 はというと、これは「知ってるよ」という響きを持つので、相手が何かを一所懸命説明している時に使うと、「そんなことはわかってるよ」という感じを与え、言い方によっては険悪なムードを作ることになるかも知れません。なので、ちょっと注意して使った方がいい、危険(?)な言い回しです。ということで、やっぱり「わかっ た!」とは違いますね。
  
「だから、結論を早く!」はい、はい…。そこで使うのが、”I got it. “という表現です(ふ~、やっと出てきた)。getという単語には、「得る」から派生した「わかる」「理解する」という意味があり、この単語は過去形になっても「得た」―>「わかった」というふうに、いわゆる「過去」の意味を持ちません。「今わかった」といったニュアンスなので、現在完了形の意味合いに近いかな…。なので、だれかに、“Did you get it?”(わかったかい?)と聞かれたら、”I got it.”(わかったよ。)と言えばいいんです。あるいは、一人で「どうすればいいのかな~?」って考えていて、「あ、そうか、こうすればいいんだ!」って時も~そう、”I got it!” なのです。Did you get it? 「Sure, I got it, Nao.」と今思った人は、You got it.です。では、次回をお楽しみに。See you, guys! Bye-bye! Nao

(End of Story)