腹の立つ事ぼやきブログ

今の政治は腹の立つ事ばかり。せめてブログでぼやかせて。

小泉政治改悪のつけ

2008年01月16日 10時18分23秒 | 政治
小泉国会議員は、変なミーハー的なお母ちゃん連中の人気を受けて
郵政民営化解散などに踊らされて自民党を大勝させてしまった。

後の後悔先に立たずで、小泉改革の結果は、
国民の強い者が得をし、
弱い者が泣きを見る現状が生まれてしまった。

簡単なことを挙げれば
労働者派遣が大手をふるう時代を作ってしまった。

派遣業は、昔、港湾や東京の山谷で日雇い労働者を集めて
労働者の日給からピンハネしていた「やくざ」の仕切りと
何ら変わるところが無い。

小泉改悪の結果が
低賃金で働く弱い国民から、賃金の上前をはねるピンハンネ屋が
公然と国にはびこることになってしまった。

もうひとつ挙げれば、
タクシーの規制緩和もそうだ。
狭い日本にタクシーが溢れ、歩合制で働くタクシー運転者の売上が減少し
生活が成り立たなくなってしまった。

規制緩和のふれこみは
誰でも自由に参戦できる自由市場と聞こえが良いが

何のことはない。
一番車両を増やしたのは既存の大手タクシー業者だった。

政治家や官僚と近い付き合いをしているN交通などは典型的な例だ。
規制緩和前には、1400台位だった保有台数が、
今では3000台に近い増車だ。

規制緩和前は倒産という噂のあったN交通だったが、
今ではN交通の車が都内に溢れかえっている。

このように小泉改悪は、
政治につながりのある自民党に利のある分野に
金儲けの門戸を広げてやったにすぎない。

これからも自民党政治が続けば
益々、弱者と勝者の差が強くなり、貧者が日本に溢れる時代がくる。

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