サンチマンタリズム2

バンドと日常

観劇

2018-04-18 00:19:10 | 日記
今日、「社会の奴隷」のMVに出演している美人・中山さんの劇を観に行った。

その前に中山さんとLINEをしていて「今回は振り切って、前衛演劇です」と言われたものだから
「いや、いつもやろがい」と心の中でツッコミを入れてしまった。
「やろがい」なんて、先輩には絶対に使っちゃいけない言葉だ。
それでも「やろがい感」を抱えたまま、劇場に足を運んだ。

今回はハイナー・ミュラーの戯曲「ハムレットマシーン」が上演されたのだが、
中山さんの所属している劇団を含む、2つの劇団の「ハムレットマシーン」が二本立てで届けられた。
もらったパンフレットによると「ハムレットマシーン」は難解な内容で上演不可能と言われた作品らしく、
それでもって同じ作品で同じセリフなのに、別の劇団がそれぞれの解釈・表現の仕方で演じていてその対比がとても面白かった。

ベルリンの壁がまだある頃の東ドイツの話なのに、中山さんはステージにピチピチのスポーツウェア、ランニングシューズで登場し、
開始10分くらいは「防弾ガラス!」と叫びながらステージ上を全力疾走していた。
これにもきっと理由があるんだろうなと考えて、さっき自分なりの解釈で中山さんに感想メールを送ったのでここでは割愛。
劇が終わって外に出たら、汗をかいた中山さんがなぜか野球のユニホームを着て
「来てくれてありがとう!」とわざわざ挨拶しに来てくれて最高にキュートだった。


とてもいい気分だったので、一寸雨が降っていたけれど缶チューハイを買って歩いて帰った。
なんとなく美容を気にしたい気分の時はビールではなくレモンチューハイと決めている。
気にするなら飲まなきゃいいけれど、気分がいい時にはどうしても飲んでしまう。
悪くてもまあ別に飲んでしまう。

飲みながら家の近くまで来て「そういえば最近、アウトレイじいさんを見てないな」とふと考える。
アウトレイじいさんは、たぶんうちのアパートか隣のアパートに住んでいる・もしくは住んでいた人である。
夜、アパートの下でよく座っているのだが、大体酔っぱらっていて肩には紋々が入っていた。
でもって「お姉ちゃん、なんかあったら俺に言いな!俺、これだからさ」みたいなことを言って絡んでくるたび
その紋々を見せつけてくるから少し面倒くさくて「はぁどうも」と適当な対応をしていた。
でもある日の朝、バイトに行こうとしたらそのじいさんが顔面血だらけで座っていて
「やられちゃったよ…」とか呟いていたからそれは何となく無視してあげた。

一回、「俺お爺さんだから…」とか何とか言われてアパートのエントランスのドアを開けてくれと頼まれたことがある。
いつもはイキがってるのに今日はやけに年寄り風を装ってくるなと思ったら
ドアを通るときにいきなり卑猥な言葉をぶつけられた。
ただただ疑問に思ったから、私は「なんでそんなこと言うの?」と真顔で聞いてみた。
そうしたらじいさんは慌てて「悪かった」と謝りながら、私がエレベーターに乗るまでついてきて
エレベーターのドアが閉まると同時に「本当に申し訳ありませんでした」とピシッと頭を下げた。
それが滑稽で仕方なくって、私はエレベーターの中でこらえきれず噴き出してしまった。

もう一年以上、このじいさんの姿を見ていない気がする。
元気かな。別にもう二度と会いたくはないんだけれど。








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