NLP自習室

NLP自習室はNLPを自ら学び練習する場です。NLPは行動や心理的な状態を自分にとって望ましいものに変化させる道具です。

第1221回 視覚情報の五感の質の変更

2017-11-28 07:50:50 | NLP
◆日時
2017年11月28(火)6:25から約20分間

◆内容
「NLPの実践手法がわかる本」(山崎 啓支 著)を読んで、
五感の質について整理し、視覚情報の五感の質の変更を行いました。

【「五感の質を変えること」による感覚の変化】

人は「色彩」「背景」「表情」など五感情報に大きな影響を受ける。

例えば、誰かに会う時、その人が着ている服の色によって、その人の印象は変わる。

例えば、誰かと話をする時、高級ホテルのロビーで話すのか、道端で話すのかで、話す内容が同じでも伝わり方が変わってくる。

例えば、相手が笑顔でいるのか、無表情でいるのかによっても、その人の印象は変わる。

これらの事例は「外的体験」

「外的体験」は「いま・ここ」で体験する実際の体験。

一方、「内的体験」は「過去」「未来」を思い出したり、空想したりする体験。

「外的体験」のみならず、「内的体験」も「色彩」「背景」「表情」など五感情報に大きな影響を受ける。

人は出来事そのものに影響を受けているのではなく、出来事にまつわるイメージに影響を受けている。

「印象」と「ありのままの出来事や人物」は別物。

相手に関する印象を作り出す見方(五感情報)を変えれば、反応を変えることができる。

外的体験(いま・ここの体験)は、現に目の前に見えているものなので、見方を変えることは難しい。

内的体験(過去の記憶、未来の憶測など)は頭の中のイメージ(五感情報)にすぎないので、どのようにでも修正できる。

例えば、好きな人を思い浮かべてください。

その人のイメージをもっと大きくしてみてください。

その人の顔をさらに笑顔にしてみてください。

気持ちに変化が見られませんでしたか。

【視覚情報の五感の質の変更】
(手順)
ステップ1 好きな人を思い浮かべる
ステップ2 いま現在の好きな人のイメージを①イメージの明るさ⓶カラー/白黒③動画/静止画④距離⑤表情の順に書き留める
ステップ3 いま現在の好きなのイメージを①イメージの明るさ⓶カラー/白黒③動画/静止画④距離⑤表情の順に変換させて、変換後のイメージを書き留める

ポイントは、五感の質を変換させていく時、
好きと身体で感じる感覚がさらに感じられるように調整していくこと。

(やってみたら)
実は好きな人、大好きなおばあちゃんのイメージがいつも浮かんでくる位置、明るさ、色合いと異なってイメージされ、味気ないものに感じられたので、
いつもの位置に戻して、さらに明るくして、白黒だったのをカラーに変えてみました。
いつもに戻って、生き生きしてエネルギーが湧いてくる感じがしました。