金四郎 たのんまっせぇ~

夫と、老柴犬金四郎と南房総に移住して11年.
身も心もスッカリ房総人♪今は亡き愛犬との思い出とつづる日々の出来事

恐ろしい肺炎、わが友は・・でも、前向きに・・

2014-03-20 21:26:25 | 健康のこと 人間、犬
春を迎える準備とはいえ、気候の変動の激しさには戸惑いすら覚えますね。

10日ほど滞在した母を17日の月曜日に東京郊外の実家まで送りました。

途中、川崎市にある父のお墓参りをしながらでしたので家に着いたのは夕方近く、当然その日は泊まって翌朝出るつもりでしたが、ついついこれから一人暮らしを再開する母に娘は口うるさくいいつつ、話が長くなり、実家を出たのは11時を過ぎてしまいました。
その日はわたしにとっては大事なコーラスの練習日、夕方までには帰れると思ったのですが・・
おりしも、関東地方に春一番が吹きました。
かなり強烈な風
気になりながら交通情報を聞きながら運転。
東京湾横断道路、アクアラインは40キロ規制とのこと。
海の上を3キロ以上走るので、風の強いのは当たり前、規制中ぐらいなら大丈夫♪

・・・と・・・
アクアラインまであと5キロでラジオは突然、アクアライン閉鎖を告げたのです^^;
「げっ!!」

でも、まぁ行ってみようと、そのまま戻ることもできず行きましたら、交通機動隊が出ていて、閉鎖バリケードの前で大きな旗を振って、Uターン指示。

ナビに入れなおして湾岸道路を走るのも強風の影響があるとのことで、まして初めての道。
慣れない新しい車、もう引き返すしかなく、母のもとへと戻り、もう一泊。
予定は狂うし、不必要な運転は精神的にも疲れるし、、、、でも母は・・
「私、儲かっちゃったわぁ~」と嬉しそうでした。

まっ親孝行させてくれたんだね、春一番さん♪♪

*********************************

さて、話は本題に、少し長くなりますので興味を持たれた時に読んでくださいませ

先日のブログで私の大事な友人が肺炎球菌肺炎で入院してることを書きました。
腎臓に肺炎球菌が回り、腎透析を徹底的にしているとは伝えきいていましたが、それでも
重篤な状態が続き、一時は命まで危ぶまれましたが、ICUに一か月入って、彼女は一般病棟にまで戻ることができました。

が、・・かなり大きな代償と共に・・・

これを書くまでには色々と葛藤がありました。

家族ぐるみでお付き合いしてる方からの情報や、御嬢さんからのメール、お見舞いに行って、実際に彼女に会って、ご家族や彼女から、まるで目の不自由な人が像を触ってその様態を説明してくれるような言葉をつなぎ合わせて、私なりに理解したことを踏まえながら帰宅してすぐに調べました。

肺炎球菌肺炎はやっつけました。その後ついた病名は

「肺炎球菌肺炎の合併症による電撃的紫斑病」

一般病棟に移ってから初めて彼女に会った時は
「ほら、こんなになっちゃったのよ」とベッドに横たわりながら両手を上げて見せてくれた指は、右手の親指を除いて、全部根元の方から真っ黒!!
壊死を通り越して、ミイラ化、炭化していました。壊死していないところにも紫斑が点々と。
一切の感覚はなく、手のひらで物をつかんでいる状態でした。足は保護されていましたが、同様とのことでした。


結果、彼女は2週間前、両手両足の指と右足の裏を一部、右手の親指を除いて切断の手術を受けました

手術は成功して無事終了しましたが最初に会いに行った時は、すでに決心した後で、さばさばした表情でしたが、そこに至るまでには、説得する医師団、家族にかなりの拒否、抵抗をしたそうです
そのままにしておけば感染が広がり死に至ることは目に見えていますが、それでもそこまで、「医者!薬!注射!」と叫んでいたと、笑っていました。
色々と話しているうちに、生きていてくれたこと、生き続けることを選んだ彼女の思い
「前向くっきゃないもんね・・」という言葉に思わず涙が出てしまったら・・
「泣かないでよ!!うんもう~~!!あなた見て、我慢してるんだからぁ!!」っておこられちゃった^^;

「手術室 入ってさ、それっきり目が覚めなかったこと思うとね、あなたに会っておきたいなぁって思ったから・・・」なんて言うんだもん!

術後2週間近く経った今日は、傷の痛みも減って、残された右手の親指と、手の甲から第二関節まで残された包帯だらけの手を使って、特殊スプーンで一人で食事まででき、トレーニングカップから飲み物も飲めるようになっていました。

私なりに調べたことや、義指のことなど現代は本当に良い物が出来てる話をしたら、すでに御嬢さんが調べて、プリントしてきてること、早くからリハビリに入ってるけど、いつか補助付きでも歩ける日も来ると思うと、かなりの所まで復活できそうと・・・。
でも、左手は丸坊主のように指がないので、怖くてまだ自分でも見ていないと・・・

ついこの間までピアノを弾いていた手は、ボクシングのグローブをしてるよう。
でも、おどけて
「悪い奴が来たら、これでエイってね・・」と肘を曲げて前に出す彼女。


これからは障害者の立場に立って、世の中がもっともっと障害のある人の住みやすいように、どんどん意見を出すと「やるよ!!」と前向きな友。

これからも まだまだいくつもの障壁を乗り越えなくてはならないけど、いつか一緒に歌える日が来ると信じて、私なりにできる協力をすると約束してさよならをして来ました



この肺炎球菌肺炎の合併症による紫斑病は、すべての人がなるわけではありませんし、極めて稀な症例ではありますが、肺炎球菌はとにかく体内感染力が強く、まず腎不全を起こしやすく、また、脾臓がないとか低血圧、極端に免疫力が低下してる人がかかりやすいらしいです。
彼女はその昔、胃潰瘍の手術をしててその時に脾臓も摘出してたらしいのですが、本人はその事実を認識していませんでした。
でも、色々と身内のことなどでも忙しくしていて、上記の状態はすべてあてはまっていました。
ここまでひどくならなくても、肺炎球菌はとにかく恐ろしいです。
高齢者がかかるとかなり致死率が高く、先日新聞に出ていた内容を抜粋して記します。


3月6日の毎日新聞、くらしナビから

「高齢化で増える肺炎死」2011年には心臓病、ガンに次いで死因の3位となっている
死亡者の96%は65歳以上


高齢者はワクチン(予防注射)でかなりカバーできる

90種類以上ある肺炎球菌の型のうち、ワクチンは23種類に効く。
肺炎球菌肺炎の8割をカバーする。
ワクチンには成人用と小児用がある。


小児用肺炎球菌ワクチンは免疫反応が成熟していない乳幼児でもウイルスへの抵抗力が十分つくように開発された。

成人用ワクチンは5年ほどで予防効果が下がるため、再接種が必要。
インフルエンザに感染すると鼻などの気道に肺炎球菌が感染しやすくなるので、その予防も大切。
などなど、そして大事なワクチン以外の予防として

重要な口腔ケア」が上げられています。

肺炎球菌のみならず、老齢者の肺炎には誤嚥性肺炎(食べ物や唾液が気道に入って細菌感染を起こす)もあり、普段からの口腔ケアが重要である。

自治体によっては65歳以上には肺炎球菌肺炎の予防接種の負担援助をしてくれるところもありますので、調べてから受けるのも良いと思います。

どこまでをどう伝えるかなど、本当に難しいことですが、老齢者のみではなくこの病気に対する注意喚起も含めて、前向きに生きている友に力をもらって、拙い文章ですがアップしました。


ちょっと疲れちゃったので、私の大好きな写真で癒してもらいます。



6年前、孫一が2歳の時
生まれて間もないころからこうやって、彼が寝ているとそばで添い寝していました♪


大好きな大好きな金四郎と一緒
こんな風に乗られても嫌な顔しないで(多分嫌だっただろうけど)じっとしていました。

そして、今日の金四郎


6年前と比べるとかなりおじいさんになっちゃったけどね
キミは我が家の宝物だよ♪



生ある者たちにとって、少しでも穏やかな日々が過ごせること、願ってやみません。



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17 コメント

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Unknown (はおと)
2014-03-21 12:33:20
kinshiroさん、こんにちは。

お母様を送って帰って来られる日、
暴風で、大変でしたね。

それで、ご実家にもう一泊。。。

喜ばれたお母様のお気持ちも、良く分かります。(^^


そして恐ろしいご病気になられたお友達のこと、
まさか、そんなことになられるとは、
夢にも思われなかったでしょう、、、

大変さはご本人やご家族にしか分からないと思いますが、
どうにかお気持ちのお元気さを、これからも保たれて欲しいですね。

また、義手?義指?など、日々進化していますよね。

パラリンピックで頑張られた選手達の様に、
そして閉会式で行われた、
「Impossible」を「I’m possible」に変えられた、
パフォーマンスのように、
日々を過ごされますことをお祈りさせてくださいね。
お祈りいたします。


肺炎ワクチンの接種の大切さをとても感じました。

難しいことを文章にされて、伝えてくださり、
ありがとうございます。

お孫ちゃんや金ちゃんのお写真、とても愛らしくて
ホッとしました。(^^


Unknown (ノエママ)
2014-03-21 12:38:38
こんにちは♪

先日は春一番でアクアライン閉鎖になってしまったのですね(涙)

今日は渋谷線が火災で大変なことになっています。
3連休頭なのに…そちら方面へお出掛けの方はお気の毒なことです。

お母様、10日も滞在されたのですね~
さぞかし喜んでおられたことでしょう…
そして神様の悪戯でしょうか…kinshiroさんもご実家にもう一拍しなくてはいけないハメに遭って…(笑)

親孝行したいときには親はなしと言いますものね…
ご高齢のお母様ですものね。
できるときにされて本当に良かったと思います。

私も両方の両親のこと…できる限りですが、親孝行できればと思います。

先日話されていたご友人、肺炎から大変のことになられてしまって…
人前では笑っておられても、そこに到達されるまでにどれほどの葛藤があったことでしょう…

ご友人にお嬢様がいらしてよかったと思いました。

息子さんでも優しい方は沢山おられるでしょうけど、自分の守るべき家族やお仕事などでなかなか親だけにってわけにもいかないのが現状ですものね。

それに普段は喧嘩ばかりしても、それでも女性でないと気付かないようなきめ細やかさもありますものね…

かなり支えになられたかと思います。

いろいろご不自由はおありかと思いますが…それでも前向きに、身障者の立場になってこれからは頑張りたいと…なかなかそんな余裕持てないですよね…

頭が下がる思いです。
はおと様 (kinshiro)
2014-03-21 16:13:17
こんにちはコメントありがとうございます

母にはかなりキツイこと言ってしまいました。
でも、我慢して聞いていて、とうとうばくはつされちゃったんですよ(苦笑)
でも、ゆっくりと話す時間があって、分かってもらえて、やっぱり親子だなぁ・・って。
今になって、父に会いたいなんて思う・・・だから母には出来るだけ長く接してと思うのに、ついつい・・ね。
ダメ娘です
まぁ、春一番さんが気を利かせたのでしょうね♪

友人ね、明るく前向きだから行っても気が楽だけど、
手術前に私に「翼をください」という歌を歌ってほしい、出来ればドクターの前で、聞かせたいっていうの。
さすがにドクターの前ではできなかったけど、主人もいた病院なので勝手がわかっていたから、人けのないラウンジで小さな声で歌いました。
一番は彼女と一緒に。
今の自分の気持ちだそうです。
その歌。
義肢類は本当に発達していて材料も進んでいますけど、やっぱり自分の肉体を切断してなくすって・・・
歯、一本抜くのだって嫌なのに・・どれほど悩んだかと思うと辛かったですよ。

でもね、そうなのおっしゃる通り、パラリンピックを見ててね、勇気をもらったって・・。
人間なせば成るものですね。

なんかうまく書けなくて、少しでもご理解いただけたら嬉しいです。
ノエママ様 (kinshiro)
2014-03-21 16:25:14
こんにちは
コメントありがとうございます

そうなのぉ~春一番だったのよ。
ママさんが事故?って聞いてらしたので、本当はこれ書かないつもりだったけど、お知らせのつもりで書きましたぁ~♪

でもね、確かに親のいるうちまだ子供ですからね。
今ごろになって父に会いたい時あるんです。
だから、母とは今でしょ!なんですよね♪

友人、本当にここに至るまでの気持ちを考えたら、どれほどだったでしょう!
私なんか歯を一本抜くのだって、悲しかったんですよ。 若い時に鬼歯が出て、矯正するのにね。
健常でいられるって、すごく幸せなことなんですね。

その友人からは こうなる前から沢山の力をもらっていました。
とにかく前向きで、遊ぶのも前向き、チャンスは逃さないで、積極的に・・・。
ご存じの様に、かなりぐずぐずという私には大切な存在でしたから。

お嬢さんは二人、息子さん一人なんですが、それぞれに生活があるので、ある程度回復して退院したら、お嬢さんの家から2駅離れたところに単身者住宅を借りて、一人暮らしをすると言っていました。
ご主人はこちらでね。
ご主人と一緒にいても 何もシテあげられないし、自分がいたらご主人も好きなことができないから、って。
すごいでしょ!?

障害者になってもそのパワーを存分に発揮して、がんばるって・・。
ホント、頭下がります。

こんにちは~ (さいちママ)
2014-03-21 18:12:43
春一番はふいてまた思いがけない親孝行できましたね(*^_^*)
こちらは春の嵐ではなく雪が降っています(苦笑
なんてお天気なんでしょうね。

お友だちのこと。。。
なんて強い方なんでしょうね。
そこまで至る葛藤どれだけだったかと想像しても計り知れません。
やっぱりkinshiroさんのお友達だわと思ってしまいました。
これからどんなに困難なことがあってもきっと負けないのでしょうね。
難しい知らない病気って本当にたくさんあるものですね。
どうぞこれ以上のことがないことを祈らせてください

お孫ちゃんと金四郎君の写真とっても素敵です。
うちのワンズもそうやって孫と仲良くいられるようにと思いましたよ。
さいちママ様 (kinshiro)
2014-03-21 20:33:31
こんばんは

コメントありがとうございます

そちらは雪ですか!
天気予報でそちらは冬の嵐だと・・春ではなく・・ね。
本当になんちゅう天気じゃ!!ですね

やっぱり94歳で一人暮らしは、かなりですよね、素直に喜んでくれる母には感謝です。
でも、食事はみんな作ってもらっちゃったぁ♪
親のいるうちまだ子供・・ですね。

友人ね、退院できるほど回復したら、ご主人をこちらのマンションに残して、お嬢さん宅から2駅ほどにある単身者住宅を借りたそうです。
そこで、ヘルパーさんと時々お嬢さんの手を借りて一人暮らしをすると・・・。
どこまで頑張る人なのか!と。
その方が気楽なんだそうです。
いざとなると男の人は役に立ちませんものね。

本当に、病気になりたくてなるわけではありませんが、なってみて知る辛さ、と思いやりですね。

金四郎ね、何をどう考えてるんでしょうねぇ・・赤ん坊を近くにして。
でも、ある程度大きくなって、あまりいじられてうるさくなると、そぉ~っと隠れていましたよ♪
お疲れ様でした。 (patochanママ)
2014-03-21 21:14:36
こんばんわ♪

お母様を送ってらして・・・途中も大変でしたね。
本当にお疲れ様でした。

それにしても、お友達の病気の怖いこと!
その怖さを伝えていただき、有難うございました。
ワクチンも口腔ケアも気にかけて、
予防が出来ればこれに越したことはありませんよね。

kinshiroさんとの信頼した友情が、
これからの心のケアに、
とても有効に働くと思います。
またお顔を見せてあげて、
お話を聞いてあげたり、聞いてもらったり、
長い友情関係が続いていかれると思います。
kinshiroさんの存在が、
どれだけお友達の励ましになるか・・・
kinshiroさんのお人柄が、お友達を救いますよ。
Unknown (りんごママ)
2014-03-21 21:58:41
関東での春一番はすさまじい物でした。
その日にお母様を送られたのですね。
事故や怪我が無くて良かったです、お疲れ様でした。

さて、お友達のご病気のお話ですが
まだまだ知らない怖い病気があるのですね
私の父も間質性肺炎という病気で亡くなっています。

でもこの病気は国の難病指定に入っているので
貧乏な我が家には、ありがたい制度だったんです。
ありがたいなんて言うと、父にも申し訳ないですね。
誰も好き好んで病気にはならないし・・・

それにしてもお友達さんは強いお方です。
自分がその方と同じような病気になったら・・・
メソメソして家族に八つ当たりばかりしていると思います。

お時間の許す限り、友達さんに顔を見せてあげて下さい。
明るいkinshiroさんの訪問は、きっと喜ばれるはずです。

今日のお写真は癒されました。
お孫さんを優しく見守る金四郎君が愛おしい。
Unknown (与作)
2014-03-22 07:57:50
毎年冬になる前に肺炎の予防注射するように、、CMでも言われてますね。これほど怖い病気とは知りませんでした。お友達も大変な事になりましたね。でもkinshiroさんとの会話を聞いて 何と強い心を持たれてるんだろう と感心しました。もちろん本心は言えないと思いますが。これからのリハビリとかもご苦労されると思いますが 気落ちされずに頑張られる事を祈ります。(見も知らずのあたしが 言う事ではありませんね、、)どうもあたしは この類の、、コメントがきちんと思いが伝えられなくて、、。
patochanママ様 (kinshiro)
2014-03-22 15:52:54
こんにちは

コメントありがとうございます

そういって頂けて・・・
本当に何をどこまでとも思いましたが、彼女自身、「何で隠そうとするの?事実は事実!恥ずかしいことじゃないわよ!」って。

私もね、彼女と友人関係を続けていられるのは、この部分なんです。
もちろん、なんでも洗いざらいではありませんけど・・

私にできることは微々たるものですが、行くたび
「いつも私が喜ぶことを考えてきてくれてありがとう・・」って言ってくれる友です。

本当に暖かい言葉をありがとうございます。
泣き虫kinshiroは、胸がいっぱいになりました。

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