夕べからかなり涼しく、網戸にしておいたら今朝はしっかりと夏掛けにくるまって寝ていました。 一日、今までのような強烈な暑さを感じないで過ごせて嬉しいですが、ちょっぴり物寂しくもあります。 勝手なものです。
昨日
「鴨川少年少女合唱団30周年記念コンサート」の前半、ミュージカル「ぞう列車がやってきた」の大人としての賛助出演を無事終えました。 バックで歌うとはいえ、少しの緊張感はありましたが、初めての経験、とてもとても楽しかったです。
プログラムです
30年前、中学校の教師をしていたご夫婦が歌の好きな子供たちを集めて始めた合唱団。
現在は40名の団員に、100以上の卒団生、その中のOG,OBたちも応援に駆け付けての盛大なコンサートでした。
会費も団費もいらない、本当のボランティアとして始め、今は、海外や、震災の被災地石巻にも慰問コンサートに出かけています。指導者ご夫妻のこの団への思い、あり方は
「笑顔を絶やさず、明るく楽しく、前向きに」を絶えず心がけて来たと・・・。
本当にいつもニコニコと笑顔の団長であり指揮者でもある男先生、裏でささえ、お話などをちゃんとなさる女先生。ともに今年で60歳になります。
でも、若いです! 本当に若く見える。
つい最近まで、このお二人には、本当に辛い悲しい出来事がありました。が、どう乗り越えよう、と悩み苦しんだ時にもこの合唱団の人たち、歌に支えられた、と打ち上げの時にお話ししてらっしゃいました。
涙があふれましたが、それとともに、このお二人に、また、前を向く強さと勇気、そして、その後に待っている楽しさへの期待、を頂きました。
私たちの合唱団の団長もしていらっしゃるこの先生に、そして奥様にみんなでエールを送りました。
さてさて、話は変わりまして
5年ほど前、ちょうどこの時期でした。
隣の友人宅を建て初め、外壁をはっていた職人さんが 巣から落ちていたというツバメを拾ってきたのです。
ケガらしいケガはしていませんでしたが、まだ自分でエサを探し食べるすべも知らず、少し弱っているようではありました。
少し高めの木の枝に止まらせても すぐにその職人さんの肩の所に飛んできて止まるのです。
で、職人さんも仕事にならないので、我が家で預かって欲しいと、渡されました。
そのころは娘と2歳の孫の二人で若だんな君が長い留守にする間来ていまして、生き物に詳しい娘がまずは、小さい虫を食料にすればよいと提案。
草むらに飛ぶ、ショウリョウバッタの幼虫を上げたら 好んで食べるのですが、そんな幼いバッタが好きな夫は、かわいそうがって、今度は娘も芙蓉の葉っぱの上にいるアオバハゴロモの幼虫、細めの青虫に替えました。
それも好んで食べたのですが、すごい食欲に青虫を取るのが追い付きませんでした。
そこで私はホームセンターで、ミールワームを買ってきて、食べさせてみたのです。
まぁ、それはそれは喜んで、おがくずの中にいる もじょもじょ動く 白いウジ虫のようなのを 容器のふちに止まってつつきだして、まるでその容器を抱え込むかのように食べていました。
親が迎えに来るかもしれない、できるだけ自然の中で育ち、あまり人為的なことはしないように・・と 心がけてはいましたが、なかなか外に出て行かないツバメの雛に、夫は、 夜は危ないからと 私たちの寝室に入れたのです。
その雛は、ドアの内側のカレンダーをかけたフックの上で寝てるから、私に寝るときはドアを開けず、隣の部屋からベランダに出て窓から入ってこいという指令まで出る始末でした(その時は正直あきれてものが言えませんでしたけど・・ね)
二日目には、かなり元気になったツバメは、みんなでツーちゃんと呼んで、あまり構わないようにしながらも水とミールワームは切らさないようにデッキのテーブルの上に置き、見守りました。
人間にもすっかり慣れてしまい、心配すらしました。
だって、手乗り文鳥ならぬ手乗りツバメになってしまったのですから・・
当時2歳の孫の腕にも平気で止まって・・・
赤ちゃんの時からお母さん(娘)に、てんとう虫やありんこなどを手に取ってもらっていたちびさんは、金四郎にも慣れていたからでしょう、動物などを怖がることなく興味をもって楽しんでいました。
よく一人前にならない人を「くちばしが黄色いくせに」とかいうでしょ?
本当に雛はくちばしの角が黄色いんです。
羽もちょっと青みを帯びているんです。
それが ほんの数日のうちにだんだん色が薄くなり、羽もいわゆる燕尾服色状態になって来ました。
その間、数羽のツバメの集団がデッキの屋根の下を通り抜け、ピーピーピチビチ、チチチなどと かなり賑やかに行ったり来たりしたことがありました。
その下にツーちゃんはいるのです。
「一家で迎えに来たんじゃない?」と言って、あまり近寄らず、見ていました。
ツーちゃんどうするかな・・・って。
でも、ツーちゃんは パタパタとしては よちよちとテーブルの上を歩いて、少し動揺はしながらも 一緒に飛んでいこうとしないのです。
焦りました。
もし、これで自然界に帰れなかったら私たちの責任だと思って・・・。
それから数日間は昼間、デッキの上に置いてあるご飯を食べては、数時間遊びまわるようになって、それでも夕方になると帰ってくるを繰り返していました。
夜は、ダンナ君の腕に止まって静かに私たちと一緒にネンネで・・・。
ベッド上と床には新聞紙、敷いておきましたがそれでもフンの量は半端じゃなくて、あちゃこちゃ、フンだらけでした。
夜中、突然、バタバタァっと 部屋を横切るように飛ぶしね(苦笑)
隣に来ていた職人さん達も責任は感じていたのでしょう、どうしました?すみませんとは言いながらも気にしていましたわ(笑)
預かってからちょうど一週間、かなり長い留守をした次の日、ツーちゃんは飛んで行ったきり帰ってきませんでした。
夫は心配して、どこかでまたぐったりしてるのではないかとか、トンビにやれてるんじゃないかと、バイクで遠くまで探しに言ったりしていましたけど、私は、結果はどうなれ これで良かったと思っていました。
そして、あれだけ元気に 飛び回り、食欲も旺盛でかなりの成長も見たのだから、絶対大丈夫!と信じていたのに、夫はしばらくは「ん?いない?」と思うと探しに言ってたようです。
ツーちゃん、みんなと一緒になれたかな・・
元気で違う国に行っても頑張るんだよ・・と
それから一年近くたった、6月半ば、ツバメの一団が我が家のデッキの屋根下を何回も潜り抜けたり、通り過ぎたり、数分間バタバタしていました。
「何?何?ナニ?」と思って、もしかしたらツーちゃんが一人前になって帰って来たんじゃないかと思い、夫に話すと、「きっとそうだよ!!」と嬉しそうでした。
今まで、一回もそんなことなかったから、ただ単に巣を作れる場所を探してただけとは考えにくいのです。
また、その翌年は、急な雨が降り、急いで2階の窓閉めに行ったら、北側廊下の窓の軒先に ずっらぁ~~とツバメの集団が止まって雨宿りしてるじゃありませんか!
それにも驚きました。 どれほどの雨の時でも見たことのない光景でしたから。
その翌年からは、そのような姿は見られていません。
だから
ツーちゃん どうしてるかな・・ツバメの寿命って、どのくらいなんでしょう?
生きていてもかなりのおじいさんで(おばあさん?)で、もうご隠居生活してるかな・・・。
私たち家族にとっても、とても大切な思い出です。
そうそう、その時の金四郎ね、若かったこともありましたが、デッキでツーちゃんをかわいがってたら、何をどう思ったのか、やきもち焼いて、出たがり、網戸を破いて飛び出してきちゃいましたよ。
だから ツーちゃんがネンネの時は金四郎は、娘たちと一緒か一人ねんねでした。
金四郎、今はおじいさんになっちゃったから もうそんなことしないかな・・
最近はステロイド効果もあって、早い朝、ちょっとでも涼しいとちょっと良く歩きます
一昨日は海まで久しぶりに行きました、自分から率先して、海へ海へ・・と
ウン、久しぶりに良い眺めじゃ、と言ってるかどうか・・
ボク、まだ帰らないよ♪
チッチも相変わらず沢山!
長い長いジョォ~~
帰ってくるとさすがに疲れますね
お気に入りのいすの下で
テーブルの下といった方がいいのでしょうかしら・・・
今日はいっぱい、いろんなこと思い出しました。
今、雨の音が少ししています。
雷が鳴らないといいな・・・。
病んでいるご家族やわんこにゃんこたち、みんなみんな 少しでも穏やかに過ごせる日々でありますように。
昨日
「鴨川少年少女合唱団30周年記念コンサート」の前半、ミュージカル「ぞう列車がやってきた」の大人としての賛助出演を無事終えました。 バックで歌うとはいえ、少しの緊張感はありましたが、初めての経験、とてもとても楽しかったです。
プログラムです
30年前、中学校の教師をしていたご夫婦が歌の好きな子供たちを集めて始めた合唱団。
現在は40名の団員に、100以上の卒団生、その中のOG,OBたちも応援に駆け付けての盛大なコンサートでした。
会費も団費もいらない、本当のボランティアとして始め、今は、海外や、震災の被災地石巻にも慰問コンサートに出かけています。指導者ご夫妻のこの団への思い、あり方は
「笑顔を絶やさず、明るく楽しく、前向きに」を絶えず心がけて来たと・・・。
本当にいつもニコニコと笑顔の団長であり指揮者でもある男先生、裏でささえ、お話などをちゃんとなさる女先生。ともに今年で60歳になります。
でも、若いです! 本当に若く見える。
つい最近まで、このお二人には、本当に辛い悲しい出来事がありました。が、どう乗り越えよう、と悩み苦しんだ時にもこの合唱団の人たち、歌に支えられた、と打ち上げの時にお話ししてらっしゃいました。
涙があふれましたが、それとともに、このお二人に、また、前を向く強さと勇気、そして、その後に待っている楽しさへの期待、を頂きました。
私たちの合唱団の団長もしていらっしゃるこの先生に、そして奥様にみんなでエールを送りました。
さてさて、話は変わりまして
5年ほど前、ちょうどこの時期でした。
隣の友人宅を建て初め、外壁をはっていた職人さんが 巣から落ちていたというツバメを拾ってきたのです。
ケガらしいケガはしていませんでしたが、まだ自分でエサを探し食べるすべも知らず、少し弱っているようではありました。
少し高めの木の枝に止まらせても すぐにその職人さんの肩の所に飛んできて止まるのです。
で、職人さんも仕事にならないので、我が家で預かって欲しいと、渡されました。
そのころは娘と2歳の孫の二人で若だんな君が長い留守にする間来ていまして、生き物に詳しい娘がまずは、小さい虫を食料にすればよいと提案。
草むらに飛ぶ、ショウリョウバッタの幼虫を上げたら 好んで食べるのですが、そんな幼いバッタが好きな夫は、かわいそうがって、今度は娘も芙蓉の葉っぱの上にいるアオバハゴロモの幼虫、細めの青虫に替えました。
それも好んで食べたのですが、すごい食欲に青虫を取るのが追い付きませんでした。
そこで私はホームセンターで、ミールワームを買ってきて、食べさせてみたのです。
まぁ、それはそれは喜んで、おがくずの中にいる もじょもじょ動く 白いウジ虫のようなのを 容器のふちに止まってつつきだして、まるでその容器を抱え込むかのように食べていました。
親が迎えに来るかもしれない、できるだけ自然の中で育ち、あまり人為的なことはしないように・・と 心がけてはいましたが、なかなか外に出て行かないツバメの雛に、夫は、 夜は危ないからと 私たちの寝室に入れたのです。
その雛は、ドアの内側のカレンダーをかけたフックの上で寝てるから、私に寝るときはドアを開けず、隣の部屋からベランダに出て窓から入ってこいという指令まで出る始末でした(その時は正直あきれてものが言えませんでしたけど・・ね)
二日目には、かなり元気になったツバメは、みんなでツーちゃんと呼んで、あまり構わないようにしながらも水とミールワームは切らさないようにデッキのテーブルの上に置き、見守りました。
人間にもすっかり慣れてしまい、心配すらしました。
だって、手乗り文鳥ならぬ手乗りツバメになってしまったのですから・・
当時2歳の孫の腕にも平気で止まって・・・
赤ちゃんの時からお母さん(娘)に、てんとう虫やありんこなどを手に取ってもらっていたちびさんは、金四郎にも慣れていたからでしょう、動物などを怖がることなく興味をもって楽しんでいました。
よく一人前にならない人を「くちばしが黄色いくせに」とかいうでしょ?
本当に雛はくちばしの角が黄色いんです。
羽もちょっと青みを帯びているんです。
それが ほんの数日のうちにだんだん色が薄くなり、羽もいわゆる燕尾服色状態になって来ました。
その間、数羽のツバメの集団がデッキの屋根の下を通り抜け、ピーピーピチビチ、チチチなどと かなり賑やかに行ったり来たりしたことがありました。
その下にツーちゃんはいるのです。
「一家で迎えに来たんじゃない?」と言って、あまり近寄らず、見ていました。
ツーちゃんどうするかな・・・って。
でも、ツーちゃんは パタパタとしては よちよちとテーブルの上を歩いて、少し動揺はしながらも 一緒に飛んでいこうとしないのです。
焦りました。
もし、これで自然界に帰れなかったら私たちの責任だと思って・・・。
それから数日間は昼間、デッキの上に置いてあるご飯を食べては、数時間遊びまわるようになって、それでも夕方になると帰ってくるを繰り返していました。
夜は、ダンナ君の腕に止まって静かに私たちと一緒にネンネで・・・。
ベッド上と床には新聞紙、敷いておきましたがそれでもフンの量は半端じゃなくて、あちゃこちゃ、フンだらけでした。
夜中、突然、バタバタァっと 部屋を横切るように飛ぶしね(苦笑)
隣に来ていた職人さん達も責任は感じていたのでしょう、どうしました?すみませんとは言いながらも気にしていましたわ(笑)
預かってからちょうど一週間、かなり長い留守をした次の日、ツーちゃんは飛んで行ったきり帰ってきませんでした。
夫は心配して、どこかでまたぐったりしてるのではないかとか、トンビにやれてるんじゃないかと、バイクで遠くまで探しに言ったりしていましたけど、私は、結果はどうなれ これで良かったと思っていました。
そして、あれだけ元気に 飛び回り、食欲も旺盛でかなりの成長も見たのだから、絶対大丈夫!と信じていたのに、夫はしばらくは「ん?いない?」と思うと探しに言ってたようです。
ツーちゃん、みんなと一緒になれたかな・・
元気で違う国に行っても頑張るんだよ・・と
それから一年近くたった、6月半ば、ツバメの一団が我が家のデッキの屋根下を何回も潜り抜けたり、通り過ぎたり、数分間バタバタしていました。
「何?何?ナニ?」と思って、もしかしたらツーちゃんが一人前になって帰って来たんじゃないかと思い、夫に話すと、「きっとそうだよ!!」と嬉しそうでした。
今まで、一回もそんなことなかったから、ただ単に巣を作れる場所を探してただけとは考えにくいのです。
また、その翌年は、急な雨が降り、急いで2階の窓閉めに行ったら、北側廊下の窓の軒先に ずっらぁ~~とツバメの集団が止まって雨宿りしてるじゃありませんか!
それにも驚きました。 どれほどの雨の時でも見たことのない光景でしたから。
その翌年からは、そのような姿は見られていません。
だから
ツーちゃん どうしてるかな・・ツバメの寿命って、どのくらいなんでしょう?
生きていてもかなりのおじいさんで(おばあさん?)で、もうご隠居生活してるかな・・・。
私たち家族にとっても、とても大切な思い出です。
そうそう、その時の金四郎ね、若かったこともありましたが、デッキでツーちゃんをかわいがってたら、何をどう思ったのか、やきもち焼いて、出たがり、網戸を破いて飛び出してきちゃいましたよ。
だから ツーちゃんがネンネの時は金四郎は、娘たちと一緒か一人ねんねでした。
金四郎、今はおじいさんになっちゃったから もうそんなことしないかな・・
最近はステロイド効果もあって、早い朝、ちょっとでも涼しいとちょっと良く歩きます
一昨日は海まで久しぶりに行きました、自分から率先して、海へ海へ・・と
ウン、久しぶりに良い眺めじゃ、と言ってるかどうか・・
ボク、まだ帰らないよ♪
チッチも相変わらず沢山!
長い長いジョォ~~
帰ってくるとさすがに疲れますね
お気に入りのいすの下で
テーブルの下といった方がいいのでしょうかしら・・・
今日はいっぱい、いろんなこと思い出しました。
今、雨の音が少ししています。
雷が鳴らないといいな・・・。
病んでいるご家族やわんこにゃんこたち、みんなみんな 少しでも穏やかに過ごせる日々でありますように。