NJCCサッカースポーツ少年団代表日誌

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“愛すべき4年生たち”

2009年06月08日 | 試合報告

【見直し、尊敬した4年生達。でもちょっとだけ・・・。】

昨日は、4年生の育成リーグを引率しました。
前回(4月)同様、担当コーチが仕事の都合で同行出来ないとの理由で
急遽私が見ることになりました。
私にとっても、前回の試合を見て以来、約二ヶ月ぶりに4年生の対外試合を
見ることが出来るので、前回以降の個々の成長、新しく入ってきた団員の
運動能力など様々なチェックポイントを確認出来る楽しみな良い機会でした。
今回も三試合をこなしましたが、前回、最初の試合で感じた、
「なんやこの子らは?」といった疑問は、払拭されていました。
まだまだ、未熟ではありますがひたむきに相手に向かっていき、ボールを追い
続けていました。後は、練習の質をあげて行くことがとても重要だと感じました。

前回、惨敗した相手と同じ名前のチームと対戦をしたとき、団員達は当初は
同じチームだと思い「また負けるなぁ」と言う子供もいたり、「今回こそは勝つ!」
と気合いを入れている子供もいたりと、結構おもしろかったのですが、同じチーム
ではなく、同系列のチームであると知ったとき、すこし残念そうでした。
子供達なりに、そのチームに対しては、「いつかは絶対に勝ってみせる!」という
目標を持っているみたいです。確かに、今回対戦したそのチームも、
前回のチーム同様、個々の技術・スピード・パワーすべてで、当団をうわまって
いました。前回、もう一つの同系列チームの主審をする機会が有って、感じては
いましたが、ファールぎりぎりのプレイが非常に上手いのです。かなりそういった
プレイを教え込まれている感じを受けていました。
その時、他のチームの指導者とも話をしましたが、皆さんそういった意見を
持っておられました。将来の事を考えればそういったプレイを教えることが
全く必要ないと言えば嘘になりますが、今から教える必要はないというのが
皆さんの意見でした。
今回のチームも、やはり同様でした。要は主審の能力次第ではすべてOKと
なってしまいます。たしかに、テレビで日本代表の試合や海外サッカーの試合、
Jリーグの試合などを見れば、相手のユニフォームを引っ張るなどは当たり前の
ように映っています。また、反則を取られていない場面も多々あります。
しかし、審判がフォールを取らなければ何をしてもOKということを、小学生に
教える必要はないと私は思っています。
以前、このブログの中でも紹介したかもしれませんが、今の6年生チームが
対戦した奈良のあるチームもそうであったように、強豪チームになるのには
教え込む必要があるのか?教え込むから強豪チームになれるのか?は
疑問ですが、勝つ為には必要なことで有ることは、間違いはないでしょう。

事実、昨日の試合でも、明らかなラフプレイでも主審が取らない場面がありました。
主審批判は、日本対ウズベキスタン戦に廻して、相手にボディアタックをして
相手選手が倒れていても、謝らない。ファールを取られると主審に異議を言う
という行為が特に小学生に許されるとは思いません。
そんな中、前後半を通して、倒されても突き飛ばされても、ひたむきに
絶対に一点をもぎ取ることに集中していた我が4年生には、心から賛辞を
贈りたいと思います。また、彼らに対し“尊敬”をし、より一層、コーチ共々
心込めて指導にあたらなければいけないなぁという覚悟と決意を感じた
一日でした。
もちろん、あのチームの選手達のプレイには、NJCCの
団員生達が見習わなければない所は大変多くあります。確かにスキル・判断力・
スピード・コーチングなど全ての面で優れています。ただし、NJCCの団員生
が、彼らに対して誇れるものがあることを確信させてくれ、とてもうれしかったです。
相手チームの指導者・保護者からすれば「負け犬の遠吠え」と映るかも
しれません。ひょっとしたら見ておられた皆さんは、感じられなかったかも
しれませんが、ちょっとした事だけど、私にとっては、大きな感動でした。


絶賛ばかりしておられないので、一つだけ苦言を・・・。
電車移動や遠征に慣れてきたせいか、電車内・徒歩移動などで約束事違反が
目立つようになってきました。ここ一・二年交流試合が増えてきたのは、今までの
NJCCの団員生達が築きあげてくれた信頼と伝統によるものです。
万が一、「もう二度とNJCCなんか来てもらいたくない!」との心証を与えたら
絶対に声をかけてもらえることはないでしょう。まだ、4年生だからその辺の自覚が
乏しいのかもしれませんが、事故があってからでは遅い!自分の軽はずみな
言動で他のNJCC団員生のみならず将来のNJCC団員生にも迷惑が掛かることを
昨日のミーティングでは話をしました。ただ、帰りの徒歩移動・電車内でも、約一名
再三、注意してもすぐに同様の行動を繰り返す団員がいましたので、彼には、自覚が
芽生えるまで、対外試合への帯同禁止を通告しました。かわいそうですが、
保護者の方にも、十分に説明させて頂き、彼の今後の成長を厳しくそして温かく
見守り続けていきたいと思っています。



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