さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

知事に乱れる!?

2009年06月25日 | 今様江戸名所図会
いやぁ~自民党さんも大変ですなぁ~!

千々にじゃあなくて知事に乱れておりますな(笑)

写真は今年の早春に、谷中の笑吉さんにお邪魔した時のもの♪

このときは、麻生さんもまだ人気があったようで…

これらの人形とはまた別に、
素晴らしい指人形のパホーマンスも拝見できます♪♪♪

笑吉さん、今頃はどなたを作成しておられるのかしら?

銀河プラザ

2009年06月25日 | 今様江戸名所図会
映画の帰りに、歌舞伎座前の「銀河プラザ」によった。

いわての食品や工芸品、観光情報などのアンテナショップであるが
今年で10周年になるそうだ。

産地直送の珍しい美味しいものがいっぱいあって、
平日でも館内はたくさんのお買物客が入っていた。

岩手県には何度かお邪魔したことがあり、
盛岡や遠野や宮沢賢治のふるさとである花巻などは大好きなところ♪♪♪

遠野産の乾燥大根や練りくるみなどを頂いた♪

牡丹亭

2009年06月25日 | 映画♪

シネマ歌舞伎特別編を拝見した。

「玉三郎 16Days in 蘇州」と「牡丹亭」だ。

「牡丹亭」は昨年の春、南座でも公演があったが、
今回のものは、今年の3月、昆劇の故郷である蘇州での公演を
映像にとったもので、あらたに後半の二幕が加わって
さらにバージョンアップしたものである。

昆劇の歴史は歌舞伎よりも古く、600年にもなり、
京劇にも大きな影響を与えたそうだ。

古典的な美しい調べに合わせ、玉三郎丈が舞いながら歌う♪

梅蘭芳の再来♪と中国のメディアも絶賛されたようだ。

昆劇の蘇州訛りが、中国の方にとっても
聞き取ることが大変難しい言葉のようであるが、

「言葉の問題じゃあなくて、その役の問題…」

というドキュメンタリーでの玉三郎丈の言葉が印象に残った。

玉三郎丈は、歌舞伎界の立女形にとどまらず、
もはや世界中の演劇界においての立女形であると、
感動とともに誇りに思った。


オールスクラッチ製法

2009年06月24日 | 美味♪
ドゥォー

小麦の外皮フスマを使用したパン。


独自に開発した国産有機小麦を様々な素材と自家ブレンドし、
オールスクラッチ製法により店内のダイレクトキッチンで焼き上げてる。

オールスクラッチ製法とは

製造過程の短縮や冷凍生地を使用せずに、
生地作りから成形、焼き上げまでを一貫して行う製法のことだそう。

「白いパンではなく黒いパンを食べるといい♪」

例のダイエット本で、早速影響されやすい私は、
スイーツ系のパンから卒業?(留年しそうだが…)
黒いパンや食物繊維やミネラル豊富なパンばかりに目が行ってしまう(笑)

出光美術館の帰り、新丸ビルのお店でライ(ライ麦パン)と一緒に頂いた。

もっちり食感でとっても香ばしい♪

日本の美・発見Ⅱ やまと絵の譜

2009年06月24日 | アート♪

又兵衛さんの光の君に会いに行ってきました(笑)

出光美術館の「日本の美・発見」第二弾♪

「唐絵」に対しての「やまと絵」

でも「やまと絵」というものを明確に定義するのは
さまざまな解釈があり難しいようである。

移ろう四季、折々の行事、身の回りの日常…

日本人が日々の暮らしの中で「今を生きる」時・場所を鮮やかな
感性で描き出した作品の数々♪

そんなテーマの展覧会である。

物語絵巻・屏風・浮世絵・花鳥図画集…

そんな中、楽しみにしていた岩佐又兵衛の作品♪
若冲さんと同じく「奇想の系譜」に連なる絵師だ。

若冲さんが「心の目」で動植物を描くように、
又兵衛さんも「心の目」で、人物を描いていると私は思う。

光源氏が六条御息所を追ってやってくる「賢木」の帖を描いた「野々宮図」

又兵衛さん特有の人物の描き方、
しもぶくれで反り返った姿勢の光源氏は、まばゆい美しさとは異なるが
喪失感・虚脱感…で呆然としてる光源氏がそこにいる。

今回の展覧会で初めて知ったのだが、

渡辺始興の愛らしい「鴫譜」の解説に、
始興の写生図に応挙が大変傾倒して模写していたとあった♪

2006年 夏-20

2009年06月24日 | 京都検定ノススメ -2-
~このお話はばあさんの夢と妄想によるフィクションです。~


たしかに、かの君の言うとおりだった。
いくら空腹とはいえ、その後の展開も考えずに
あまりにもおろかで、非常識な自分が情けなかった。
こんな私に、かの君は気分を害したであろうか?
今頃はホテルに帰るタクシーの中であろうか?
すぐにでもかの君の後を追いかけていきたい想いがこみ上げてきたが、
「だったら覚悟ができているのか?」とたずねられたら
たしかに今もそんな覚悟などはできていない。
お腹はペコペコなのに、胸の中はかの君への想いでいっぱいだった。

しばらくすると、竹籠のバッグの中の携帯が鈍い音をたてて震えた。

「エゴの君へ
あなたはやっぱり子供のようにエゴな人だ(笑)
というより、大人の女性の着ぐるみを着た子供なのかもしれない!
どこにでもしゃがみこんで野の草の写真を撮り始めたり、
その幼さに私は翻弄されてばかり(笑)
でも今の私は、たとえ人妻であっても、
そういうあなたにとても惹かれてしまっていて、
あなたの部屋から帰ってくることがとても辛かった。
あの冬の再会以来、遠い記憶の中に埋もれていた情熱がほとばしり
私の中で溢れだしてしまい、もうコントロールができない状態です。
あなたもこれからの事をもう一度よく考えてみてください。
今日は私にとって、本当に思い出深いいい一日になりました。有難う!
明日は気をつけてお帰りくださいね。
東京に戻ったらこれからのプロジェクトについて一度話し合いましょう。
ではおやすみなさい。」

私は、返信のメールも出来ず、窓のカーテンを開けて
二人で手をつないで歩いた鴨川をみつめ、
どうしたらよいのかわからない自分に混乱していた。

かの君が一緒にこの部屋で食事をしていたら、
そのあとはどうなっていたのだろう?
まるで、若者たちのように、私たちは河原を手をつないで歩いた。
かの君が私の手をとった時、私はそれを拒まなかったしむしろ嬉しかった。
でも、今の私にはまだそれ以上のことが考えられないし、
たぶん受け入れることもできないように思う。

私が人妻だからであろうか?

私を信じてくれている主人を裏切ることができないからであろうか?

しかし、もしかすると、実際は流れに身を任せてしまったかもしれない?
ああ…いや!今の私には本当にそんな勇気があるだろうか?

「東京に戻ったらこれからのプロジェクトについて一度話し合いましょう。」
と言う意味はどういうことなのだろう?

こんな私とは、『京都検定1級攻略!寺社めぐりプロジェクト』を
もう続けたくないということだろうか?

二人で一緒に寺社めぐりをしようとプロジェクトを立ち上げた時、
胸の中にうっすらとした不安がよぎったあの日のことを私は思い出した。

お互いが惹かれあっていくであろう予感だった。

気持ちはかの君の腕の中に抱かれたいと思っているのに、
「不倫」という響きへのおそれが私を制しているのだろうか?

いったいどうすればいいの?

とめどなく涙があふれてくるのを私は抑えることができなかった。

気がつくと、空が白みはじめていた。
携帯を握りしめたまま、窓辺のソファで泣き寝入りをしてしまったようだ。
カーテンを開けはなしたままだったので、朝の光が部屋にも差し込んできて、
切ない夜の胸の痛みが少しだけ薄らいでいた。

五山の送り火が終わると、そろそろ京都にも秋がやってくる。


49日目

2009年06月24日 | ダイエット

ナンテン

京都検定のテキストにも「難を転ずる」とありますね。

アルカロイドをふくむので有毒であるが、
薬用植物で、咳止めなどに効用がある。


体重 60.2キロ
体脂肪 35.5

朝食前に計った時は、59.9キロだった。
50代が見えてきた(笑)

「世界一の美女になるダイエット」

2009年06月23日 | ダイエット
エリカ・アンギャル著「世界一の美女になるダイエット」

最強のコスメはテーブルの上にある!

世界の美女は白いものを食べるのをやめている!

低脂肪・無脂肪なら痩せるという大きな誤解!

睡眠はダイエットの手軽な特効薬!…

タイトルは刺激的すぎて、
「またまた…」なんて思いながら、半信半疑で読んでみたが、

実にすごく説得力のあるダイエット本である♪

この本を読むと

「食べて良いもの」と「食べて悪いもの」が明確になる。

当り前のことであるが、美というのは健康が基本!

カロリー重視やばっかり食べが、いかに体に悪いのかがよくわかる。





2006年 夏-19

2009年06月23日 | 京都検定ノススメ -2-

~このお話はばあさんの夢と妄想によるフィクションです。~


「興奮で今夜は寝られそうにないな!
私は伝統芸能とかに疎いけど、こんな素晴らしい芸能を
地元の方々が守り伝えてきたことに本当に感動するなぁ…」
とかの君は言った。

「私も!
本当に素晴らしかったですね!
能や歌舞伎ともまた違うパワーを感じました!四ッ太鼓も凄かった!」

「小腹も空いたし、喉も乾いたし、どこか寄ってきませんか?」

「ええ賛成!私はこの辺詳しくないので、伊藤さんにお任せします。」

かの君は、携帯を取り出して心当たりにいくつか電話していたが、
どうやら思っていた店が皆満員のようであった。

「やはり今日は送り火なので、思ったところは皆駄目でした。
かなり遅い時間だし、とりあえずあなたをホテルまでお送りしましょう。」
とかの君は時計を見ながらタクシーを拾った。

タクシーに乗り込むとすぐに、かの君のお腹がなったのが聞こえた。
するとそれに呼応するかのように、私のお腹も大きな音でグーと鳴ったので。
二人はしばらく笑いが止まらなかった。
きっと運転手さんも笑いをこらえていたに違いない。

「実は仕事が忙しかったので、昼も晩めしもまだでして…」

「伊藤さんも?
私もあれからお寺巡りしていたら、お昼食べそびれ、
結局夕食もぬきで、とてもお腹が空いてしまいました。よろしければ?
私の部屋でルームサービスとりますから、ご一緒にいかがですか?」

「えぇ?・・・・ほんとにいいんですか?」

私は空腹のあまり、我ながらずいぶんと大胆な提案をしてしまったと思い慌てて、

「決して襲ったりしませんから!」と少しおどけて付け加えた。

「正直!襲われたいですが…」と言ったものの、
かの君も躊躇している様子だった。

ホテルに戻って二人でエレベーターに乗ると、
いつになく宿泊しているフロアーまでがとてつもなく長く感じられ、
私はなんだかとても緊張して言葉がでなくなっていたが、
かの君もやはり無言で落ち着かないようだった。

14階でエレベーターを降り部屋の前までくると、私はキーを入れる手が震えて
うまく入らず、それをかの君が私の手からとりあげドアを開けた。

「ああの…散らかしておりますが、どうぞ…
この時間ではルームサービスもあまりたいしたものもないでしょうが…」
と私は、ドアを大きく開けてかの君を招き入れようとしたが、

「やはり、今日はこれで失礼した方がいいでしょう。
ルームサービスは別々に頼むことにしましょう。
私はここから前に一歩ふみだす覚悟はとうに出来ていますが、
あなたは、きっと単にお腹が空いているだけで
まだそんなおつもりは全然ないのでしょうから… 」

「・・・」

「男と言うものをみくびってはいけません。
そういうところがまた魅力的なのですが、あなたは年齢のわりに幼すぎる!
この次にドアを開けるときは、あなたもそれなりの覚悟をもってくださいね。
ではおやすみなさい。」
と言って少しひきつるように微笑んで、
エレベーターホールに向かって引き返していった。

48日目

2009年06月23日 | ダイエット

アセビ

牛馬が食すると酔ったようになるので
馬酔木となったようだが…
本当に食すのかなぁ?

万葉集にも多く詠われる。

我が背子に我が恋ふらくは奥山の馬酔木の花の今盛りなり

体重 60.3キロ
体脂肪 35.5


路上のソリスト

2009年06月22日 | 映画♪
傷だらけのロペスが、二本の弦でベートーベンの「英雄」を弾く
ナサニエルに出会うところから物語は始まるが、
ロサンゼルスであった実話をもとにした作品である。

ナサニエルがベートーベンを崇拝しているので、
バッハの無伴奏チェロ組曲1番以外は
ほとんど全編ベートーベンが流れる。

迷路のように交雑する高速道路
大きなプールを持つ高級住宅街
それに隣接してあるスキッド・ロウ地区

富めるものと貧しいものとを淡々と描きながら
ロペスとナサニエルの友情を通し、
観るものに「救済」とは何かを考えさせる。

「音楽」=神の恩寵とでもいうのか?

本当の心の平安・心の富・心の気高さ…

そんなものを見つめなおす機会を与えてくれる
素晴らしい映画だ♪♪♪