さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

名残の床

2009年09月26日 | 都へ上る
以前からお食事を頂いてみたい鴨川辺りの広東料理のお店があった。
今月で床も終わってしまうので、少し寒いかなと思いながらも
「名残の床」を楽しませて頂くことにした。

17時の予約であったが、東山通りの渋滞に巻き込まれ
青蓮院から四条木屋町まで30分以上かかってしまい20分の遅刻。

それでもお店はまだ時間が早いのか、私たちが一番乗りであった(笑)
5時半でも外はまだ充分明るい。
団栗橋の向こうに南座がみえ、鴨川では散歩を楽しむ人や釣り人も。
橋の上から釣り糸を垂れ、見事に魚を釣るおじさまに見物人が拍手喝采♪

お店の方に伺うと「鯉が釣れるが、時期によっては鮎もいる」とか。
だんだんと暮れてくる鴨川の景色をながめながら
娘はお酒、私はまろやかな中国茶と一緒にお料理を頂いた。

鮑・鱧・車エビ・タラバガニ・ツバメの巣…
我が家の食卓には、ほとんど登板のない豪華なアイテム♪

実を言うと私はあまりエビ・カニ類が得意ではないのだが、
車エビをカダイフで包み揚げたものをマンゴーソースで頂くのと
とタラバガニをXO醤で味付けしたのはとても美味しく頂けた♪

鱧のチリソース煮というのも初めて頂いた♪
味付けも日本人向けのあっさりめが私には最高であった!

さすがに19時半過ぎると、川風が少し冷たく感じられた。
日が落ちてしまうとこの辺りの鴨川はかなり暗いので、
四条通りの南座がくっきりと浮かびあがって見えた。
鴨川を歩く人たちが、散歩の人からカップルに替ってくる。
以前誰かから聞いた話だが、鴨川等間隔カップルの話題で
四条?・三条?以北より以南はなかなか深いお付き合いのカップルとか(笑)


二時間あまり、お料理を堪能したあとのデザートもまた絶品であった♪♪♪