さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

セイヨウニンジンボク

2013年06月27日 | 植物



梅雨冷に着てゆく衣迷う朝


今朝は20℃を下回って寒かった。
午後からは晴れてくるような予報もあるがまだ外は雲が厚い。


ところで、我が家の庭木の中に、先日までずうっと名前のわからない木があった。

3~4年前、ホームセンターの片隅に名札もなく咲いていた紫の花に惹かれて購入したもの。

肥料などあげなくても、グングン枝葉を伸ばすのでバッサリと切っても切っても毎年夏になると花を咲かせてくれる♪


そんな健気な花の名前を知らなくては申し訳ない気がしてきて

先日一枝切って植物園に持って行って名前を教えて頂いた。



セイヨウニンジンボク クマツヅラ科ハマゴボウ属

地中海沿岸原産、日本には明治中期に入ってきて、
葉の形がチョウセンニンジンに似ていることからついた名のようだ。


ネットで検索してみると


英名はチェストツリー(chaste tree)
チェストベリーとかモンクスべりーとかモンクスペパーなどとも呼ばれ、
紀元前から薬として使用されているらしい。

成分が性ホルモンの分泌に作用するらしく、ヨーロッパでは女性生殖器系疾患の治療や
修道士の性欲抑制のため(修道士の胡椒 monk's pepper)に使われていたと。

また最近ではバストアップにも効果ありとか。


なかなか凄い植物だったことにビックリ!!!