さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

雪残り凍てつく朝の小豆粥♪

2013年01月15日 | 日記



夕べ雪かきをしながら久しぶりに雪だるまをこしらえた(笑)

そして今朝は小豆粥を炊く。

たまたま昨日の新幹線車内誌「ひととき」2013.1月号に

京都妙心寺東林院ご住職である西川玄房師の精進料理についての記事があって

ご住職が小豆粥についての想い出を語られている。

子どもの頃、毎年1月15日の朝に、

炊きたての小豆粥のお椀と箸を持って、お寺のまわりにある木々1本1本の枝と枝の間に
少しずつ小豆粥を供えてまわった時の寒さを今でもはっきり覚えておられると。

甘柿にはたっぷりとしぶ柿には少なかったと。

東林院では、万物の恵みに感謝するこの行事を復活して
「散飯式」として小正月の朝に執り行っておられるそうだ。