さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

LET IT BE

2014年03月06日 | 音♪楽♪



2012年にビートルズのデビュー50周年を記念して制作された

トリビュートコンサートショー「LET IT BE」がとうとう日本に来日した。





私がビートルズと出会ったのは中学生の時、

お兄さんがビートルズの大ファンであった妹さんが親友だったので、

彼女のお家に遊びに行くとよくお兄さんがレコードを聴かせてくれた。

今までにない新鮮な感覚であるのに、決して奇抜というのではなく

どれもテンポ良く聴き心地いいメロディにすぐにハマってしまった。





性格が素直な主人はポールが一番だったが、皮肉屋の私はジョンが好きだった(笑)

今思うと私たちはビートルズに彩られ青春時代を送ってきたようなものだ。

そしてこのショーはまさにその私たちが過ごしてきた時代と共にいた

ビートルズの絵巻物を観ているように素晴らしく楽しかった♪♪♪


始まりのキャバーンクラブから主人も私もノリノリで楽しんでいたが、

まわりの観客ははじめのうちは整然と普通の演劇を観ているような感じであったが、

ショーが進むにつれて皆彼らのステージにどんどん引き込まれていって

やがてオールスタンディングとなった。


圧巻であったのは「サージェント・ペパーズ・ロンリーハーツ・クラブ・バンド」♪♪♪

20世紀の音楽史にも影響を与えた曲で、当時ライヴでは演奏不可能といわれた曲も

耳に残る記憶のとおりステージで忠実に再現してみせてくれたことだ!!!

単に声のものまねとか顔のそっくりさんとかいうものではなく

それぞれの演奏技術の実力やギターの持ち方などボディアクション・雰囲気が

往年のビートルズを目の当たりにしているような錯覚を覚えさせ

大いに楽しませてくれた。


ロンドンのウエストエンドでは2012年9月以降ロングランを続け、

ブロードウェイにも進出したのがうなづける。

こんなに楽しいコンサートショーならこれからも何度でも拝見したいと思った♪♪♪