さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

新派百二十五年 新釈 金色夜叉

2013年06月18日 | 劇♪場♪



新派を拝見するのは5年ぶり。

ちょうど新派百二十年記念で仁左衛門丈と團十郎丈が特別出演で
「婦系図」と「鹿鳴館」を上演した時以来だ。

「金色夜叉」は未完のままとのことであるが、
熱海の海岸のイメージだけで、ちゃんと原作も読んだことがなかったので面白かった。


風間杜夫さんの貫一

波乃久里子さんの宮

水谷八重子さんの赤樫満枝

英太郎さんの老女 他

大理石と石膏彫刻で彩られた壁面、ステンドグラスがはめ込まれた天井♪

1927年当時デパートの中の劇場としては世界初だったという三越劇場が興味深かった。





帰りに二の丸庭園の菖蒲田によってみた。








菖蒲の盛りはすぎていたが、雑木林にはカワラナデシコやキキョウが咲いて、ハンゲショウも色づきはじめていた。