さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

旅立つ

2010年10月22日 | 日記
こちらの猫の絵は、急逝した叔父が描いたもの。

私とは8歳しか違わなかったので、叔父というより
兄のような存在だったかも。

若い時から絵を描くのが好きだったし、
釣りや旅行や美味しいものを食べに行くのが好きな叔父であった。

親族が想い想いの物を棺にいれたが、私はオルセー美術館展の図録をいれさせてもらった。

「ちょっと行ってくるね」とまるでいつもの気軽な旅行気分で旅立ってしまったようで、
それはそれで叔父らしい最後であった。

20年早い旅立ちであったが、好きなことを思い切りやれたいい人生であったと思う。

今頃は、天国で、亡母や数年前に亡くなった叔母たちに
「ちょっと早く来すぎたんじゃないの!」と怒られているかもしれない(笑)

叔父さん今まで本当にありがとう♪

あちらでも大いに楽しんでくださいね。

やすらかに

2010年10月22日 | ボケ爺さんとのゆかいな暮らし♪
今日は叔父の告別式があったが、
父は未明から起きており、猫好きだった叔父のために
猫の絵を描いてくれた。

「まだ若いのにどこか具合が悪かったの?」と
何度も同じことを繰り返し聞きながら1時間ほどで出来上がった。

「や」はどうかくんだったけ?」なんて言いながら
「どうぞやすらかに」とメッセージをいれた。