さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

パラグアイ戦

2010年09月05日 | 日記
この猛暑の中、選手のみなさんもサポーターのみなさんも本当にお疲れ様でした。

おかげ様でとても面白いいい試合を拝見させていただきました♪

W杯に出られなかった香川さんの活躍は目覚ましいものがありました。

ゴールも見事でしたが、ドリブルも見事。

もう死語かもしれませんが、明治魂のインテリジェントバーバリアン(知的野人)
久々にそれを感じさせてくれる長友さんもいい仕事してましたね。

天津甘栗的栗羊羹

2010年09月05日 | 今日のおやつ♪
ミュージアムショップにあった天津甘栗的栗羊羹

食品はいささか不安があったが、天下の国立博物館で販売しているのであるから…

ということで、1つ頂いてみた。

パンダと虎は同じ哺乳類であっても全然別な種であるわけで、

同じ小型羊羹であってもパンダ印と虎印は根本的に種が違う(笑)

内絵・鼻煙壺

2010年09月05日 | アート♪
展示の後、1階で「内絵・鼻煙壺」の実演をされているのを拝見した。

「鼻煙壺」とは中国の嗅ぎ煙草を入れる壷で、
その小さな壺の内側に細い筆で絵を描くのが「内絵・鼻煙壺」らしい。

一見外から絵付けしたように見える素晴らしい精緻な絵柄を
透き通ったガラスの壺の内側から絵付けしようと思っちゃうなんて!

アンビリバボー(笑)

壺全体にびっしりと描かれたものなどは製作に3日かかるとか。

かなり高価なものまであったが、比較的リーズナブルで可愛い黒と赤の金魚さんの
描かれた小さな壺を頂いた。

手の中にすっぽりおさまってしまうそれは、なんともエキゾチックで
子供の頃読んだ本の唐の都へのイメージとも重なって懐かしく嬉しかった。


誕生!中国文明 

2010年09月05日 | アート♪
「誕生!中国文明」を拝見した。

早々と記念イベントを拝見していながら、2か月あるからとのんびりしていたら
公開も本日で終了、危ないところであった。

河南省で生まれた中国古代王朝は、夏・商(殷)・周・後漢・魏(三国時代)・西晋
北魏・北宋と続き、北宋の滅びる1127年まで多くの王朝が河南省に都を置き
政治経済・文化の中心地だったそうだ。

幻の王朝と呼ばれる夏の「動物紋飾板」の精巧さに驚いた。
ポスターにもなっているのでもっと大きなものと思っていたが、
幅11センチぐらいで、青銅板にトルコ石がはめ込まれ
デザインも本当に素敵で、これが紀元前17~16世紀に作られたものとは思えなかった。

スタートから中国4000年の歴史とよく云われることにつくづく納得させられた。

展示品の多くは青銅器や玉で出来たもの。

「完璧」の語源となった真ん中の穴のあいた宝玉があった。
いい年をしているのに、恥ずかしながら私は、この「完璧」の語源も知らなかったし、
「璧」を「壁」と書いていた(汗)
これからはもう間違えません(笑)

日本初公開といわれる権力や身分の象徴である「九鼎・八き」の展示は迫力があった。

たしか「ヒーロー」という映画であったか?
その時見た「編鐘」(春秋時代)の実物が拝見できたのが嬉しかった。
出来ることならどんな音がするのかも聴いてみたかった。

龍門石窟の「菩薩半跏思惟像」や「宝冠如来坐像」が素晴らしかった。

死者の埋葬品である「俑」も様々なものがあってこちらも大変面白かった。

粘土細工風のイノシシの皮をはいでいる人や炉で肉を焼いているような可愛いものから
唐時代になると御者と馬を表現したほぼ工芸品の域のものまであった。

商の「卜骨」(前13~11世紀)に文字が刻まれていた。

何年か前に江戸博物館の「大中国展」を拝見した時はあまり感じなかったのであるが、
今回の展示を拝見して、私の「古代人」に対するイメージが一変した。

現在の私たちとの生活様式には違いがあるとしても
3000年4000年前の人々もすでに「文明人」であったということだ!

遺跡の発掘もやっと始まったばかりの感。
広大な大陸からまだまだお宝がザクザクとでてくるであろう中国というはやっぱり凄い国である。