さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

京都の迷い方

2009年10月15日 | 本♪
お仕着せの京都情報ではなく、
年齢も性別もお仕事もいろいろなひとたちが
京都に関する偏愛を語った面白い本♪

アート・自転車・本棚にはじまって
jazz・きのこ・風景印・スタンプ…

いつの頃になくしてしまったのかもうわからないが、
小さいときにとても大事にしていた
舞妓さんの後姿の赤い布製の可愛い箱の写真を見つけた時は
とっても懐かしく嬉しかった♪
今もお土産屋さんにあるのだろうか?

私がおぼろげにも京都という街をイメージし、
意識したのはこの頃からだったのかな(笑)


女王さまの鞭

2009年10月15日 | 劇♪場♪
ドイツのブレーメン管楽ゾリステンと茂山家の狂言のコラボ

狂言風オペラ 管楽八重奏版「魔笛」を昨日拝見した。

「フィガロの結婚」の時は、お話がもともと狂言のコンセプトに
近いのでモーツァルトと狂言が見事に融合していたが、
今回の「魔笛」はどんな風に料理されるのか?
が私としては一番の楽しみだった。

冒頭、タケミツメモリアルのパイプオルガンのある2階から
金剛流豊嶋晃嗣さんが「音の霊」として現れ、
物語を始める演出が素敵だった。

テーマは「女王さまの鞭」だったかな(笑)

通常の「魔笛」ではパパゲーノのキャラが魅力的なのだが、
この狂言風では、やはり千之丞さん演ずるザラストロとモノスタトス
を一緒にした「昼の教祖」がなんともチャーミング♪♪♪

アンコールの際に、「ハッピーバースデイ」をゾリステンのみなさんが奏でた。
昨日は千之丞さんの86歳のお誕生日♪
観客ともども皆でお祝いをした。

中村寿慶さんの鼓も良かった。

洋の東西は問わず「管」と「鼓」は響きあうもの♪

その鼓と絶妙なコンビネーションを
堪能させてくださったウインドアンサンブルのみなさんが
舞台終了後ロビーでサイン会をしてくださった。

みなさんフレンドリーで楽しい方々だった♪♪♪