久しぶりの宝生能楽堂で「至高の華」を拝見した。
万作さん・萬斎さん・万之介さんによる狂言「舟渡聟」
萬斎さんの荷なってくる京都のお酒がなんとも美味しそう♪
万作さんの船頭と舅が、同じ人物でありながら
状況の変化でかわる人間像を巧みに演じられていて楽しかった。
そして能「竹生島」女体・道者の小書き(特殊演出)つきを
初めて拝見することができた♪
専門的な話になると長くなるので省くが
通常、前シテの変身後は後シテになるが
前ツレの変身後を後シテが演じる。
前シテの漁翁(→龍神)役の梅若玄祥さんが後半は、
竹生島に祀られている弁財天の天女(前ツレの蜑女)になって現れるわけ。
これが「女体」で、もう一つの小書き「道者」が
間狂言の替えで、
「弁才天は女体にて即ち殿御を頭に戴いてござる。」ということで
驚いたのは、最後に女道者が男道者を肩車して帰ること!
弁天様が宇賀神というのを頭にのせているかららしい。
能楽も本当に奥が深い!
小鼓の大倉源次郎さんのファンであるが、
本日は弁財天のお堂の後ろで演奏されておられたので
お姿があまり拝見できなくてちょっぴり残念…。
今を遡ること35年。
学生時代に能楽サークルの幹事長をしていた知人に
初めて連れて行ってもらった宝生能楽堂。
背が高くて知的で物静かなお人柄に、ちょっぴりときめいていたので
「船弁慶」だったような気もするが、何を拝見したのかは覚えていない。
そんな事が思い出されて懐かしかった(笑)
万作さん・萬斎さん・万之介さんによる狂言「舟渡聟」
萬斎さんの荷なってくる京都のお酒がなんとも美味しそう♪
万作さんの船頭と舅が、同じ人物でありながら
状況の変化でかわる人間像を巧みに演じられていて楽しかった。
そして能「竹生島」女体・道者の小書き(特殊演出)つきを
初めて拝見することができた♪
専門的な話になると長くなるので省くが
通常、前シテの変身後は後シテになるが
前ツレの変身後を後シテが演じる。
前シテの漁翁(→龍神)役の梅若玄祥さんが後半は、
竹生島に祀られている弁財天の天女(前ツレの蜑女)になって現れるわけ。
これが「女体」で、もう一つの小書き「道者」が
間狂言の替えで、
「弁才天は女体にて即ち殿御を頭に戴いてござる。」ということで
驚いたのは、最後に女道者が男道者を肩車して帰ること!
弁天様が宇賀神というのを頭にのせているかららしい。
能楽も本当に奥が深い!
小鼓の大倉源次郎さんのファンであるが、
本日は弁財天のお堂の後ろで演奏されておられたので
お姿があまり拝見できなくてちょっぴり残念…。
今を遡ること35年。
学生時代に能楽サークルの幹事長をしていた知人に
初めて連れて行ってもらった宝生能楽堂。
背が高くて知的で物静かなお人柄に、ちょっぴりときめいていたので
「船弁慶」だったような気もするが、何を拝見したのかは覚えていない。
そんな事が思い出されて懐かしかった(笑)