去る11月7日、あいにくの雨の中、参加者は少なかったのですが、予定どうり日高村観光モニターツアー実施されました。
11月7日の「第2回 仁淀川・四国カルストジオパークin日高村」のご案内
新しく誕生した「村の案内人?のみなさん」のやる気と心温まるガイドに、参加者一同大変満足で、一緒にいろんな企画を立てて、多くの皆さんにもこの楽しみをおすそ分けしましょう・・・と話しました。
日高村観光モニターツアー・・・メダカ池(日下川調整池)その1-村の案内人の誕生
日高村観光モニターツアー・・・メダカ池(日下川調整池)その2-メダカさん家(ち)と浮桟橋・浮き島
日高村観光モニターツアー・・・メダカ池(日下川調整池)その3-植物観察・メダカを守る
日高村観光モニターツアー・・・メダカ池(日下川調整池)その4-メダカ米の試食
・・・その5 ドウダンツツジの錦山公園を散策・・・
昼からは、まずドウダンツツジで有名な、錦山公園を散策しました。
ジオサイトの視点から、佐川地質館長の橋掛直馬さん(仁淀川・四国カルストジオパーク事務局長)より、黒瀬川構造線蛇紋岩地帯の特徴などを解説していただきました。
蛇紋岩特有の植生豊富な錦山公園内を散策して、魅力を探りました。
私は、トサミズキの花が咲く時期や、だんだん少なくなっている「カザグルマ」の咲く頃など、毎年何度か訪れているのですが、何時来ても満足して帰ることが出来る公園です。
ドウダンツツジは蛇紋岩地質の土壌では鮮やかな紅葉するが平地の土壌に移植しても美しい紅葉は見られないと言われています。
昭和54年村のシンボルとして、木はドウダンツツジを花はコスモス、鳥は白鷺を指定しました。
なお、この地域のドウダンツツジの大部分はシロ(白花)ドウダンツツジです。
大花地区はゴルフ場が開設され、また蛇紋岩の採掘も進められており、ドウダンツツジの自生地は大幅に減少すると考えられます。
●昭和35年 村天然記念物
●所在地・・日高村柱谷外
日高村教育委員会: ドウダンツツジ ≪村指定天然記念物≫
1979(昭和54)年、村の木に指定。
錦山周辺は蛇紋岩地帯にあたり、全国的にも珍しいドウダンツツジの群生が見られます。
4・5月に白い花を咲かせ、11月 下旬頃からは華やかな紅葉も楽しめます。
ドウダンツツジは、蛇紋岩地質の土壌では鮮やかな紅葉をし ますが、平地の土壌に移植してもそのよう な紅葉は見られな いということです。
錦山では他にトサミヅキやホウノキ、カザグルマなど数多くの 花々が季節ごとに楽しめます。
錦山公園内はトイレやベンチなどが整備されているため、ハ イキングにも適しています。
周辺には、霧山茶園や2ヵ所のゴルフ場もあります。
錦山公園へのアクセス 大きな地図で見る
錦山(にしきやま)から、花の画像が紹介されています。
蛇紋岩特有の植生豊富な錦山公園で花散策を楽しみました・・・
歩いていて、案内の森野先生に教えていただいた「トサトウヒレン」、
翌日の高知新聞夕刊(10月8日)の「土佐の植物日誌」に紹介記事が写真入で載っていました。
蛇紋岩と言う特別な地質のところで草地や明るい林に生える・・・本県で初めて見つかって名づけられてので「土佐」とついた。現在では本県と徳島県に生育することが分かっている。・・・(高知新聞夕刊より抜粋)
HN:仁淀川
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