伊勢市・津市方面散策のその4(最終回)として、伊勢市二見の「賓日館」を採り上げます。
「賓日館(ひんじつかん)」は、三重県伊勢市二見町にある旧賓客用の休憩宿泊施設。
明治20年、伊勢神宮に参拝する賓客の休憩・宿泊施設として、神宮の崇敬団体・神苑会によって建設。当初の目的を果たしてのち、隣接「二見館」への払い下げ、さらに二見町への寄贈などを経て今日に至ります。
選び抜かれた材料や職人の技など、日本の伝統建築の粋を目の当たりにする、文化を継承する国指定重要文化財でもあります。
この時期は、館内ほぼすべての部屋に雛飾りが祭られ、貴賓の館がさらに華やかさを見せています。
< 三重県伊勢市二見町 「賓日館」 / 2017.2.24 >