読書な日々

読書をはじめとする日々の雑感

耳ツボ

2008年01月21日 | 日々の雑感
耳ツボ

ツボを刺激してやることで様々な病気が治るということは、私が結婚した直後に、中国かぶれの、上さんの両親から磁電針というものをもらったときに、そのなかに全身のツボを描いた本が病気別のツボの位置を示していることから、知っていた。しかし、東洋医学というか、ツボなんてももので病気が治るということに半信半疑だった私は、ほとんど見向きもしないでいた。まぁ上さんは彼らの娘だから、それなりに小さい頃から薫陶を受けていたのか、私が頭が痛いといったり、目が疲れたなんて言うと、ここのツボが利くよと言って、頭のあちこちやら指先やらを指圧してくれたりした。

その本についていた付録の大きな絵図(「法の臨床」(谷口書店)より転載)には全身の経略とかツボの位置とともに、耳の絵が描いてあった。それを見ると耳たぶに人間の姿がグロテスクに描かれている。耳にも全身のツボが配列されているということらしい。そのときはそれがお母さんのお腹の中にいる赤ちゃんの姿に似ているということは私には分からなかったが、そういう主張をする医者もいるらしい。

さてそれは置くとして、私が耳ツボに注目しだしたのは次のようなきっかけによってなのだ。私はときどき上さんに耳そうじをしてもらうのだが、耳そうじをしてもらうたびに、便意がやってきてウンチをしたくなるので、すぐにトイレに走ることがよくあった。それで耳の中にツボはないから、きっと上さんの手が耳そうじをするときに私の耳たぶに触れ、それが刺激になって便意を促すことになっているのではないかということに気づいたのだ。そういえば耳に全身のツボが集まっていると読んだことがあるから、腸を刺激するツボがあっても不思議ではないと思ったのだ。

それで耳たぶをあちこち触ってみた結果、上のほうに腸を刺激するツボがあるらしいことが分かった。そこを指先で揉むようにしてやると、あっという間にお腹がごろごろになって腸が動き出し、ウンチがしたくなるのだ。私は45歳くらいから、腸の動きが悪くて、便意があるのに、なかなかウンチが出ないということで、嫌な思いをしていたのだが、これを知ってからは、あっという間に腸が動いてウンチが出るので、すごくうれしい。

一時期は、便秘でもないのに便秘薬を飲んで排便したいくらいに、ウンチの出が悪かったのだが、これでだいぶ改善した。もともと毎朝食後に排便の習慣があったので、食後にトイレにって耳ツボを刺激してやるとカンタンに排便できるようになったのだ!

これを書くためにインターネットで調べていたら、下のようなサイトが出てきた。ここを読んでいたら頻尿も治したことがあるという。今度はこれに挑戦してみよう。それにしても、人間の身体って不思議だね。

耳ツボの部屋



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