直木賞のこの小説を、文庫本になる前に読んでみたいと思ったのは、昨年、友人に勧めてもらった歴史小説、帚木蓬生「襲来」上下、中村彰彦「名君の碑」、吉村昭「間宮林蔵」を読み、歴史小説というものの奥深さと面白さにはまったからだ。全てが事実ではないが、史実の中で動き回る主人公たちに、私の心は揺さぶられ、感動するのだ。主人公の一生を通し、その時々の思いや成し遂げようとする決意や信念は、胸に迫り、ぐっとくるのだ。この本もまた、生き様に引き込まれた。そしてまた、面白かった。
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- にと(私)兎兎(トト・ミニウサギ) 兎兎の13年間の軌跡をここに留める
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