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超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

仏教は アナムネーシスである

2009-07-31 05:23:13 | Weblog
アナムネーシスは、
人の魂と知識が、自己同一化する仕組みといったらいいのだろうか。

そのように解釈すると、仏教はその仕組みといえるだろう。
魂と知識という絶対矛盾が、自己同一化する。

これが極楽浄土ではないか。

仏教を修行すると、この桃源郷が現れる。

     *。
するとこの極楽浄土は、現実か非現実かという問題が出る。

プラトンの知性も仏教の世界も、非現実といえるのではないか。

現世は、人が殺され、いじめ殺される凄惨な世界だ。
それは紫式部も認識していた。

その世界を人は生きねばならない。

*。
文明は孤独と絶望である訳だ。
それが人が生きる活動だ。

仏教はこれを超えた世界に行った。
それは現実逃避とされても止むを得ない

キリスト教は、正義のための殺人も認識した。
これが現世だといえるだろう。

    *。
日本の仏教は、現世を超えた世界に極楽浄土を求めた。

その時現世は、悪党ののさばる世界となった。

*。
キリスト教は、悪と悪と暴力で戦った。

そこに悪を排除した世界を考えた。

悪を悪で免疫した。
それは凄惨な世界でもある。

だがこの経験を積むと、これを脱出する道が開けた。

*。
日本的仏教は、死の世界である。
正に日本では、冥土の世界となった。
これが葬式仏教といわれる。
冥土にも階級があった。

    *。
キリスト教は、現実の中で、悪と善が殺しあった。

善と悪が、交わる平行線となり、
すると善と悪は、生態系を作った。

ここに人間空間が生まれた。

*。
ここに生の文明が生まれた。

負のエントロピーを食べる世界だ。

これが朝永のくりこみ理論だ。
世界を鳥瞰することが出来たので、くりこみ理論が形成された。

これが日本忍者の仕事だ。


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