疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

ブレイドランナー2049

2017年11月08日 | 映画・DVD
11月3日鑑賞
復習のため、1982年版のBlu-rayを購入したけど、開封しないままシネコンへ行ってしまった。
長い映画でした。

やたら日本語が氾濫してる。街中の看板は日本語で溢れかえってるし、DNA検査機装置は音声が日本語。

主役のKはレプリカント。奴隷にするため造られた。
全く人間と同じだが、人から産まれた人間か、成人の形態で造られたレプリカントかの違い。
人間の勝手で作られ、中には慎ましく隠れるように暮らしているのに、やはり人間の都合で殺される。殺すのも殺されるのもレプリカントというかわいそうな存在。

Kには恋人のジョイがいる。VRなので生身があるわけでないが、よっぽど人間的な感情を持っていて、この映画の切ないシーンを盛り上げてくれる。

映画そのものは、さして面白いもつまらないもない。

続編がありそうな終わり。

彼女がその名を知らない鳥たち

2017年11月07日 | 映画・DVD
11月4日鑑賞
あまり宣伝していないけど、良い映画でした。
主役の阿部サダヲさん、蒼井優さんが素晴らしかった。
登場人物みんなクズ。主役の二人はもちろん、松坂桃李、竹野内豊もクズ役。

蒼井優さんの濡れ場がこんなにあるとは思っていなかった。さすがに胸は映らないけど、結構な脱ぎっぷりでした。

陣治(阿部サダヲ)が十和子(蒼井優)と出会い、好き過ぎたのが陣治の不幸。
十和子と知り合った頃は小綺麗にしていて、マンションを買う甲斐性もあった。
でも、十和子の事が心配で心配でしょうがなく、ろくに仕事もせず、ずっと陰から見張ってる。なので良い仕事が出来ず、だんだん薄汚れていく。

陣治は十和子の罪を一人で背負ってこの世を去るが、残された十和子はイケメン好きで生活力がないクズなので、不幸しか待ってないだろう。
いっそ殺人と殺人未遂で捕まった方が幸せなのかもしれない。

邦画は「ユリゴコロ」といい、重い映画が続いてる。

May J. Premium Concert 2017~Me, Myself & Orchestra~

2017年11月06日 | ライブ
2017年11月5日(土)東京文化会館@上野
14時開場、15時開演、17時終演
途中20分の休憩あり。

May J.さんのフルオーケストラは2年前のNHKホールでの「N響ホットコラボ」というコンサートで体験済み。フルオーケストラに全く引けを取らない堂々たる歌唱に圧倒された。

今回、全曲オーケストラとなると、Let it goのようなスタンダードな曲はいいけれど、May J.さんの曲は初見のはず。当然しっかり練習するにしても、多くは演奏できないと思っていた。
ところがアンコール含めて17曲も(セトリは最後に記載)。

三曲目の「I will always love you」はライブで何度か聴いていたが、今までと聞こえ方が全然違う。感動して涙出てきた。
次の「Time to say good-bye」、高音ボイスもしっかり声が出ていて素晴らしい。
もう、フルオーケストラを圧倒してると言っていい。

それからは自身の楽曲中心に、途中20分の休憩を取りながら進行。
休憩後の衣装がね、ピンクの美しいドレスでした。
ヘソ出しショートパンツで激しいダンスをするMay J.さんと一致しない(笑)
しかしさすがMay J.さん、まさかこのドレスでOh Yeah!するとは思わなかった。

アンコール終了後も拍手が鳴りやまない。
収拾つかなくてMay J.さんと指揮者が何度も出たり戻ったり。
コンサートマスターがスタンディングで拍手をやめないから、オーケストラメンバーも戻るわけにいかず、困った顔をしている人もいた。

ダブルアンコールになってもいい状況だけど、曲の用意がなかったんだろう。
コンサートマスターが退出してようやく拍手が収まった。
それほど感動的な素晴らしいコンサートでした。

コンサート終了後は握手会に参加。
この握手会がすごい行列。4〜5百人はいる。
これだけの行列ができるのは、アナ雪ブーム以来では?

<セトリ>
Sparkle
ふたりのまほう
I will always love you
Time to say good-bye
母と娘の10,000日
本当の恋
have dreams!
——————休憩
異邦人
FAITH
I Dreamed a dream
My heart will go on
So Beautiful
GARDEN
Rainbow
SIDE BY SIDE
My star
——アンコール
Let it go