疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

グレース・オブ・モナコ

2014年10月21日 | 映画・DVD
モナコ公国の存続危機を元オスカー女優のグレース・ケリーが救ったという話。
そのグレース・ケリー役をニコール・キッドマンが演じている。役にマッチしてた。

モナコというと小国ながら、モナコグランプリが有名で、永住権が簡単に取得できない事でも有名。
日本人居住者としてはデューク更家、中田英寿が知られている。

映画はとても良いと思ったのだが、若干平坦な印象。
グレース・ケリーがフランスの侵攻を阻止するために開いた舞踏会でのスピーチがこの映画一番の見どころであるが、それに至るまでの並々ならぬ苦労が軽く扱われたかな。

映画の中ではフランス語の習得、国の歴史、王室の儀礼、外交、国民の信頼を得るためのアピール等々グレース・ケリーの努力を短く垣間見せたに過ぎない。
これらの努力と伏線があってこその舞踏会スピーチなのだが、一発勝負の様に見えてしまう。

予告では元女優という経験を活かして、大芝居をぶち上げ、各国首脳を巧く騙したかのようになっている。自分はそんなつもりで映画を観たんだけど、実はそんなもんじゃなかった。

無謀な運転をするシーンがあるが、交通事故で亡くなったという事実を連想させる。


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