疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

2014ももクロ桃神祭

2014年07月31日 | ライブ
初の日産スタジアムがももクロ。

7月26日のライブに行ってきた。
当日の予報では気温が35度。とにかく暑くて、熱中症対策必須。
昨年末、極寒地獄と銘打ったライブを開催したが、今回はさしずめ灼熱地獄。

座席位置は入場のときに初めて判る仕組みで、北側1階スタンドだった。

入場してみると、西側スタンドがステージになっていて、ピッチにもびっしりパイプ椅子が並べられている。
観客数6万2千人これが2日間とも満席。延べ13万5千人を動員できるアーチストてのはすごいね。
1,300人規模の市民会館でコンサートに換算すると、100回分の客をたった2日で集めてしまうって事だ。

入場したのは15時半でまだ日差しが厳しいけれど、北側はちょうど日陰になるので比較的過ごしやすい。
アリーナ席の観客は、スタッフの指示で一時的に日陰に避難している。

さすが日産を満員にするだけあって、セットも演出も規模が桁違い。セットだけで5億円という話だけど、それが本当なら、チケット売上の4割がセットに使われている事になる。
今回のチケットは1枚9千円と、日本のアーチストにしてはかなりお高め。

寺院風の建物がどーんと建っていて、両側には橋が架かって、橋の下には川が流れている。
川からは噴水が上がる大規模なセット。
大道具もすごいよ。神輿にねぶた、打ち上げ花火まであがる。
パフォーマーの数もすごいんだ。神輿やねぶたの担ぎ手はもちろん、ダンサーに阿波踊り、花柳社中など総勢何百人。

そんなスケールの大きさゆえ、会場が大きすぎるために、メンバーがどこにいるのかわからない。
大写しになったバックモニターで背景からどこにいるのか探す体。
モニターは特大スクリーンが正面の左右に各1台。
通常、アリーナで使われるような大スクリーンがさらに4台の計6台なのだが、こいつがなかなか見づらい。

アリーナ席とスタンド席の間をぐるりと通路を渡して、メンバーが移動できるようになっているのだが、真ん前を通過した一番近いあたりで、普通のライブでの距離になる。

所詮サッカースタジアムなので音が悪い。
見たこともないような巨大なスピーカー(でかいスピーカーを10個位つなげたような代物)をいくつも吊るしてあるんだけど、ちょっとした風で向きが変わるものだから、音が揺れる。加えて音質も悪いので、聞き取りにくい。
やはり、ライブてのは、それ用に作られた箱でやるのがよい。

ともあれ、4時間にも及ぶライブは満足度の高いものだった。
歌を聞くというより参加型で一体感があり、すごくストレスの発散になる。

次回参加できそうなのは、クリスマスにさいたまスーパーアリーナで行われるももクリ。
今回は従来のアリーナモードではなく、スタジアムモードで行われ、観客数は1公演3万5千人規模だそう。