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酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

タイム・スクープ・ハンター

2013年09月02日 | 映画・DVD
テレビドラマの方は見ていなかったので、予備知識なしでの鑑賞。
タイム・スクープ・ハンターが戦国時代にタイムワープして、安土城焼失の謎に迫るというのがテーマ。

30年前にワープしてヤンキーに絡まれて笑いを取ってみたり、
終戦直前に行って、スパイと間違われたりと戦国時代以外の世相も見せてくれる。

しかし百歩譲ってああいう事ができるようになったとしても、安全の保証がなさすぎ。
娘(夏帆)が野党に捕まって、無事なわけがない。瞬時に乱暴されて殺されるだろう。
取材のために、矢や砲弾が飛び交う戦場に身を晒せるはずがない。

同じ時期の公開中の映画スタートレックでは、座標さえ分かればワープで救出できるようになっているけど、これくらいの設定をしてくれないと納得して観ることができない。
そんな無防備な状態でタイムワープするので、何かと心配でつい見いってしまうが、テレビでもいいレベルの映画。

主役の要潤さんはまだ俳優として貫禄が足りない。時任三郎さんは主役ではないし、なんか主役不在といった感じ。
そんな中、上島竜兵さんが殊のほか良かった。意外と言っちゃ失礼だけど上手だった。役もはまってたし。
宇津井健さんが特別出演してたけど、高齢のため滑舌が悪くて、見ていて痛々しい。セリフもアフレコでやっと入れましたって感じがする。