疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

池袋の焼き鳥屋で

2011年08月23日 | 酒蔵
初めての店で飲んだ。
それほど広くない店内はテーブル席ばかりで、1/3程度の込み具合。

いつもの友人と一緒だったんだけど、自分らの向こう側のテーブルでは女性二人組が飲んでる。
二人ともラフな服装なんだけどどちらもかなり美人。
二十歳過ぎたばっかりみたいな感じ。

位置的に顔を上げると視界に入ってしまうので、自然と見ちゃうわな。

小一時間ぐらい経った頃、背中向きの子がちろちろとわざわざ振り返ってこちらを見ているみたい。
薄目(笑)で相手の様子を探ったところ、正面の子が色々言ってるみたいで、「~聞いてみようよ」とか「~大丈夫だよ」とか指図してるっぽい。
二人組がなにを話してるのかが気になる。
この際、友人との会話は右から左。

すると突然背中向きの子がこちらに振り返って「すみません」と言う。
当然店員を呼んでるんだと自分に言い聞かせるんだけど、私から視線を外さない。
店員を呼んで欲しいのかと無理矢理察して店員に手をあげかけたら、「しーっ」とか言って、ダメのジェスチャーする。

俺?って自分を指差したら、ウンウン頷いてる。

光の速さで考えがグルグル駆け巡る。
先ほどからのチラ見に対する抗議か?
それともオジ好きで一緒に飲もうというのか?
それならアドレスをすぐに見せられるようにしておかなければ!

勝手な想像を逞しくしてたら。
「あっのぉ、唐揚げお好きですか?」
予想外のナンパ第一声。
「嫌いじゃなかったら食べて欲しいんです。注文して出てきたら食べきれないとわかって、、、もう帰るので手付かずで下げられるのもったいないのでお願いできませんか」

「・・・」
その時点では帰るつもりだった我々だけど、にっこり笑って頂戴し、焼酎の追加もしました。

本当にきれいなお嬢さん達で、会計中、別の若者グループがしきりに話し掛けてたけれど、じぁあねと手を振って店から出て行った。

開店してまだ一ヶ月という焼き鳥屋さん。焼き鳥はかなり美味しい。