西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

政治家としての素質

2008-09-15 12:18:15 | Weblog
「政治家たる前に人間たれ」。これは言い古された言葉でありますが、こんな当たり前のことを当たり前にできなくなった現代が恐ろしい。
例えば、「ありがとう」と云う感謝の礼を言う、「すいません」という反省の気持ち、挨拶さえもまともに出来なくなった昨今、その対応のまずさ、何気ない一言が自分のイメージを悪くしてしまう恐ろしさ。

 当たり前のことを積み重ねていくことが政治家たる一歩ではないか、と思うわけです。
政局が混迷化している現在、積み重ねるどころか投げ出してしまうのが当り前では、いい政治が出来るわけがありません。
国民の政治不信は増幅するばかりであります。

奉仕活動の意味

2008-09-14 20:49:02 | Weblog
今、私にできること。
ゆとりを持った人に与えられる特権。
他の人にやってもらうことより、やってあげることの方がどんなにか楽しいことか。
人は「何もしてくれない」と嘆くより、「わたしでもできる」「わたしにしかできない」ものを見い出し、そのことにまい進できる生活が真の豊かさであることを知るべきであります。
行政に頼ること、そんな当てにならないことはないと悟るべきであります。
奉仕の意味を考えさせる、難しい1日です。

「環境」を考える、Ⅱ

2008-09-12 19:14:54 | Weblog
学んだ知識を行動に移せるか。私たちが今できることから始めよう。
環境を変えるのは「あなた」です。
これら全てはアメリカ副大統領であり、ノーベル賞を受賞された「アル・ゴア」さんの言葉です。9月7日の一宮市民会館で上映された「不都合な真実」という環境問題をテーマにしたドキュメンタリー映画(ライオンズクラブ主催)の一言です。

「環境」をテーマにした人に投票しましょう。
そんな人が見当たらなかったら、自分で立候補しましょう。
そんな人は、すべての世界、未来をも見据えた人だから。

「結論は人類としてのモラルの問題であります。」
そこで、結んで見えました。

20年9月定例会、一般質問(れじ袋の有料化について)

2008-09-10 20:19:34 | Weblog
1、 レジ袋の有料化について
今や国を挙げて環境時代に入り、「環境」に関わる関心が高まり、省エネ(エコロジー)が当たり前のシステムが出来つつあります。
ここで取り上げました「レジ袋有料化」についても、名古屋市など他の自治体では既に実施され、効果も上がってきております。
一宮市でも先月末、スーパーやドラッグストアなどの事業者と「レジ袋有料化及びマイバッグ等の持参促進に関する協定」を締結し、10月から実施されると聞いております。
そこで当市においても有料化に向けて「マイバッグ奨励策」等の準備・取組と今後の活動予定をお聞かせください。
本来なら他市に先駆けて、これを実施していただきたかった、と思います。

また、少しでも厳しい環境政策を実行しようとすると必ずと言っていいほどトラブル、苦情が出てきます。
現に「市政の広場」を通して啓発活動をして見えますが、事前に知らせても実際「知らなかった」という人が出たり、買い物袋を持っていく習慣のない人はとてもメンドーなことであるだろうし、店側もサービスの低下は売り上げの減少につながることを懸念しますし、「万引き」という犯罪にもつながりかねないという不安もあります。

しかしながら、レジ袋を使わない、あるいは有料化することで袋の使用を抑制する習慣と「有料化」という思考の変更による環境への関心度を深め、総量を減らすと共に、再資源化を促すいい機会ではないかと思うわけであります。
もちろん、これは店側の儲けに組み込まれては意味がありませんので、「環境税」として徴収し、環境活動の支援制度に組み込むことが前提であり、店側も環境にやさしい消費を訴え、「エコポイント」を用意してマイバッグ持参にはそのポイントによって商店の活性化と、社会的使命を実践していただく。

とにかく、最低限無駄な袋は貰わないのが目的で、それが少しでも減れば結構なことではないかと考えており、今できるところからはすぐに始めるべき問題であります。

20年9月定例会、一般質問(環境問題の件)

2008-09-08 18:42:04 | Weblog
Ⅱ、環境問題について
1、 環境教育・学習における課題と方向性について
「環境問題」については子供たちの将来を考えた時、現状のまま、これを放っておけば、加速度的に地球全体を破壊していくという大きな課題があり、危機的状況の今日、是非とも児童生徒に教育・学習として積極的に取り組んでいただきたいと願うものであります。当市は今までは「環境美化」に関して、市民への啓発活動等、行政の方の努力もあり、常に「環境先進地」として他市より優位にあり、誇れる状況であったわけですが、今は追いつかれ、そして追い抜かれる有様でないでしょうか?
この問題は、昨日今日始まったわけでもありませんし、早急にできる課題でもありません。したがって教育現場で「環境問題」を考える時、先程の集中豪雨やアメリカのハリケーン等の地球温暖化という地球規模の大きなテーマを扱うことより、先ず身近なことから始め、子どもたちに、ごみの減量・リサイクル(回収・分別・再生など)に関心を持ってもらい、知識を高め、実際に参加して慣れ親しんでもらう方が先決のような気がいたします。
学校として環境学習の目標を定め、教師同士でも意思の疎通を図り、一緒になって児童生徒たちとゴミ拾いをし、資源ごみの収集に励み、汗を流し、それも一過性の楽しさ、体験学習・イベントで終わってはならないと思っております。
それには、これからの子供たちへの「環境教育・学習」の推進、クラブ活動を通じての教育なども重要なことではないでしょうか。
花壇で花を植える、育てる、皆で大掃除をする、小鳥やウサギを飼う、ということも立派な環境へ配慮した教育であります。
そこで質問いたします。
先ず、今まで当市では「環境」に対する教育・学習について学校現場への働きかけを積極的に行ってきたのか。過去において環境教育モデル校の事例も含めまして、「環境問題」に取り組んできた実績を教えてください。
これはじっくり取り組む課題であると同時に、連続性のある学習でなければ意味がないと思うわけでありまして、今後「環境」についての目指すべき方向性がありましたらお示しください。

次に地域の環境美化に向け、そのためにも、「津島の行政でできることはなにか、」を探り、行政運営の仕組みを整備するなどして、再び他市に誇れる先駆的な「環境モデル都市」を目指す考えはないのか、その考えがありましたらお聞かせください。
地域の環境活動促進の整備、民間・ボランティア団体との協働、環境に関する総合的・計画的な管理等、今までの知識と経験で、その力を存分に発揮していただきたい。
創意と工夫により、地域の環境美化を目指し、より一層環境に配慮した資源循環型社会、環境モデル都市の構築に向けて努力すべきであります。

災害時の救助・支援体制について

2008-09-07 18:05:00 | Weblog
2、災害時の救助、支援体制について
「災害に強い都市づくり」を目指すには、先ず行政任せでなく、個人でできる備え、しかも「災害は起こるもの」という前提で備えておく、というのが基本にあります。
今回の集中豪雨による被害の大きかった岡崎市では、気象庁の警報発令頼みの判断で初動が遅れた、と報じられておりました。予想の難しいこういった「ゲリラ豪雨」は近年急増しており、地域のローカルな気象情報をいかに早く得ることができるか、であります。
地震や風水害等の危険地域を確認された場合、いつ、どのような手段・方法で、どこへ避難誘導をすべきか、各防災組織が独自で判断することが非常に難しいと思われます。
特に災害弱者には地域の助け合いと共に、行政の指導・協力も必要になります。
自主防災組織と云っても校区・町内によってかなりの格差もあります。
災害時に地域を巡回してみても、どうしたらいいものか、できることは「元気」を与えるぐらいでほとんど無力に近い状態であります。
こういった時に、自主防災組織が有効に機能するかどうか、が問題であります。
この辺のことを行政はどのように把握して見えるのか、救助・支援体制について、行政としてできる対応についてお答えください。

今後は、防災組織なり、更にきめの細かい指導・指揮系統を行政は確立すべきであると申し上げます。

防災対策の件

2008-09-06 22:15:47 | Weblog
Ⅰ、防災対策の件
1、この度の東海地方の集中豪雨の被害状況
去る8月28日から29日にかけての、この度の東海地方の集中豪雨に際しましては、今議会冒頭、市長からも状況説明とお見舞いのお言葉をいただきましたが、その後被害状況が拡大された旨、担当課より報告を受けました。この地域の皆様方には大変なご苦労をお掛けし、被災された方にはこの場をお借りしまして重ねてお見舞い申し上げる次第であります。

この集中豪雨による被害も自治体により格差が大きく、特に岡崎市では年間の総雨量の3割に当たる447.5ミリに上り、県内の農林水産物被害も11市町で5億円以上と報告されております。
また岡崎市のほか名古屋市でも2000年の東海豪雨以来の災害救助法(これは災害復旧に向け、国などの支援を受けられる制度で、復旧にかかった費用は国と県が半分ずつ負担するというもの)の適用を受けております。
8月末現在では床上・床下浸水被害は東海3県で1万1526戸に達し、未だにその後の被害報告では拡大していると聞き及んでおります。

津島市においても各所において被害が出ており、状況把握に遅れも見られますが、現在までのその被害状況をお答えいただき、その分析結果の説明をお願いいたします。
また被害申出書を各世帯に配布し、被害状況を取りまとめ、課題となります問題点を探り、今後市としてどのように対処すべきか、十分検討する余地があると思われます。
警報が出て、職員の方も召集・待機され、災害状況の把握と市民からの問い合わせ等の対応に不眠不休に近い状況のなかで大変ご苦労されたわけでありますけど、実際被害にあわれた方はそれ以上に不安な日々を送っておられます。

毎回、集中豪雨のたび、地盤の低い方は水につかるこの季節は大変不安な生活を強いられ、今回、議会での質問でぜひ取り上げてくれという悲痛にも似た叫びは、裏返せば行政に対して相当の不信感を抱き、「怠慢」・「無策」を嘆いて見えるわけであります。被害状況の調査にどれだけの時間を要するかわかりませんが、分析結果を充分把握し、この教訓を生かせていただけるよう、強く要望いたします。


㍻20年9月定例会、一般質問要旨

2008-09-02 21:39:34 | Weblog
 (1)、防災対策の件
   Ⅰ、このたびの(8月28日~29日にかけての)集中豪雨による、この地   域の被害状況とその分析、および今後の課題
   Ⅱ、災害時の救助・支援体制(避難誘導の方法と手順)
 (2)、環境問題の件
   Ⅰ、環境教育・学習における課題とその方向性
   Ⅱ、レジ袋の有料化について